3/10魚座2回目、そして最終回★伊泉龍一先生『神話で読み解く12星座の物語』

毎月その時期の星座を解説していただいてきた星座講座、一年めぐって最後の魚座までやってきました。

この神話と占星術シリーズは、星座編の前に惑星編から始まっていまして、いちばん最初の「太陽」回は2021年1月、初回から来てくださってる方とはもう2年以上ご一緒させてもらってるんですね。

ついにマラソンのゴールが見えてきました。ともに走ってきた皆さんとテープを切れるのがうれしくもあり、さびしくもあり。最終回3/10,ご参加の皆さまにはよろしくお願いします。

次回、テキスト外の伊泉先生の魚座解釈や、12星座の成長段階のまとめもお聞きしたいところですが、テキストの残りも盛り沢山です。セイレーン、ローレライ、ディオニュソス、キリスト―聖母マリア、アフロディーテ…

クライマックスはオデュッセウスとペネロペの物語。有名すぎて書くまでもないですけども、家に帰りたいのに帰れない夫と20年待ち続けた妻のお話です。

オデュッセウスは、トロイアでの戦いに10年、終わって故郷に帰るためにまた10年。途中でポセイドン(魚座ルーラー)の嵐や怪物に邪魔されまくったんですね。下の絵はそのエピソードのひとつ、怪鳥セイレーンに襲われてるとこ。

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『オデュッセウスとセイレーンたち』1891年

20年も夫が帰れない間、妻ペネロペには求婚者が押し寄せていました(トロイア戦争の引き金となった美女ヘレネの従姉妹で、近いレベルの美人?)。

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス《ペネロペと求婚者たち》1912年

上の絵だと、窓から花やプレゼントを差し出す求婚者たちがたくさん。彼らに背を向けて機織りするペネロペは「これが仕上がったら誰かの求婚を受ける」と言いつつ、夜にはほどいてしまって、いつまでもできあがらない作戦。

こうして夫を待ち続けたペネロペ、絶対帰ると誓ったオデュッセウス、20年ずっと信じてこだわり続けるのと、変化(柔軟)のサインは遠いように思えるけど、これも魚座の物語なのでした。

この講座でテキストに使っている本「占星術と神々の物語―ホロスコープの中の元型」

神話で読み解く占星術の12星座の物語

魚座2回目:3/10
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000

この講座でテキストに使っている本の魚座部分をPDFでお配りします。

ご予定が合わない方も、あとから録画でも受講していただけます。

お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html

休止中だった星座も、配信再開しました。今までのを見たい方、ご利用ください。

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