10/28から蠍座です★伊泉龍一先生『神話で読み解く12星座の物語』

乙女座には正義の女神アストライアが関連していた、でもこの女神のもつ秤は天秤座の象徴。そして空のてんびん座は昔、蠍座のはさみの部分だった。この3星座、ひとつ前の星座とつながりながら展開してるかのよう。

他者を意識し始める乙女座から、他者と対等な関係にいく天秤座、続く蠍座では?

蠍座の今のルーラーは冥王星、昔は火星でした。テキストには冥王ハデスや、バビロニアの火星の神ネルガルの物語が出てきます。

そのほか太陽神アポロンも登場(太陽―火星―冥王星は惑星編「太陽」2回目で結び付けられてました)。

アポロンのピュトン退治。

ピーテル・パウル・ルーベンス、コルネリス・ド・フォス Apollo and the Python, 1636-1638

大蛇ピュトンは「レトの生む子に殺される」という予言を受けて、妊娠中のレトを殺そうと追いかけ回す。しかしレトは宿した子の父ゼウスやほかの神々に助けられ、アルテミスとアポロンを無事に出産。そして生まれた子アポロンがピュトンを退治する。

ピュトンが葬られたデルフォイにアポロン神殿ができた。そこの神託所では、巫女たちが、地下に埋められたピュトンの霊気を吸ってトランス状態になって語ったという・・・

ジョン・コリア《デルフォイの巫女》1891年

この絵では、地面の裂け目からガス?があがってきてますね。

太陽(アポロン)=自我意識が蛇(ピュトン)を殺して地下に埋める、しかし蛇は形を変えて生き続ける、これを占星術的にみると?

蠍座:10/28,11/11の2回です。

この講座でテキストに使っている本「占星術と神々の物語―ホロスコープの中の元型」

神話で読み解く占星術の12星座の物語

蠍座:10/28,11/11
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000

ご予定が合わない方もあとから録画でも受けていただけます。

この講座でテキストに使っている本の蠍座部分をPDFでお配りします

お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html

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