3回目は3「女帝」、7「戦車」、13「死」、17「星」、この4枚のキーワードは「かけがえのないもの」だそうです。
まずは3「女帝」と13「死」
- お腹の中で胎児を育てていく
- 死の神が終わりをもたらす
「命」が育つには時間をかけなきゃいけない。一方で「命」の時間は限られている。
育っていくのは楽しみに待てるけれど、失われていくのには痛みがあります。そのときどうするか。
終わりを受け入れず、戦い続けるなら「戦車」
「戦車」の戦いはときに滑稽になるかもしれないけれど、「女帝」のように待ってても手に入らないものならば自分でつかみにいかないと。
手に入れる「戦車」と、手に持つ水を流している「星」も対照的で
鎧を身に着けた男性と裸の女性。この鎧とはなんなのか。「星」から「スター」の例でお話いただきました。
あげられたロックスター二人、「死」への恐れは同じでも、まるで違う行動をしたんだなぁとわかりやすい具体例でした(そのスターを知ってたほうが、よりピンとくる話だったかもしれませんが)
月下の世界は移りゆくもの、永遠に同じ状態ではいられない。でも天上は不変、星は永遠に輝いている。真の永遠とはなにか?
せっかく身につけたものを全部水に流す、それは不安だけども、
捨てたほうが「かけがえのないもの」を守れる場合もある。ずっと大切にあたためる「女帝」とは違う守り方もあるということ。
各対比をお聞きして、「タロットで物事を複数の視点から考えられるようになる。一つの見方にはまらなくなる」がぐんぐん伝わってくる回でした。
今回は最初にも質問を受け付けされまして、解説後の質問と合わせ、皆さんの疑問にたくさんお答えいただきました。その場で思いつかなかった方も、もしあとからお聞きになりたいことが出てきたら、次回にでもおっしゃってくださいね。
次回は7/6、4「皇帝」6「恋人たち」14「節制」16「塔」の予定です。
タロット大アルカナ·アドバンストーカード同士を対比で理解する
講師:伊泉龍一先生
このさきのZoom開催スケジュール
7/6,7/20,8/10,8/24,9/7
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
リアルタイムで受けられない方も、終了した回もアーカイブ受講できます。
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★当教室は少人数です。リアルタイム参加の方は質問などもしやすいかと思います。
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