昨年の秋号に続き、タロット特集
伊泉先生の「続・タロットの文化誌」読みたさに買いました。
前回の「1960年代、カウンター・カルチャーの中のタロット」の続きで、今号は「1970年代、ニューエイジ・タロットの始まり」。
チャネリングから生まれたオリジナルタロットや、心理療法みたいに使うタロットが生まれた時代。エキサイティングですねぇ。
ユング、ロールシャッハやゲシュタルト、ドイツ語圏で生まれた心理学や心理テストが、数十年後のアメリカでこう展開してくとは。
掲載されるタロットやポスターをながめるのも楽しいこのシリーズ、80年代に続くっぽいですが、オンラインでもやってほしいなぁ(とお願いはしてみているのです)
今回はもう1つ読みたい記事がありました。哲学者:千葉雅也さんの特別寄稿「占いのカードを一枚引く」。
もう何年も前、千葉先生のご著書勉強の哲学の読書会でお会いしたことがあって
懇親会でも少しお話できたんですけど、めっちゃいいこと聴いてるのに、ぜんぜん良い返しができない自分のアホさが歯がゆかったものでした。
今回の記事も、自分ではこんなふうに表現できないなぁと繰り返し読んでしまうのでした。
哲学のことを考えてたせいか、迷ってたこれも買っちゃった、ノリで。
はじめてのウィトゲンシュタイン、ゆっくり読も。
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