日が長くなったなーと思ったら、もう今日から短くなってくのかぁ。この先の移動制限がどうなるか読めず、旅の計画が立てられないのだけど、夏はどっか行きたいな。
蟹座の季節。
蟹座の神話は先日の小惑星無料配信でもちょっと紹介がありましたね。
ヘラクレスの12の試練のひとつ、ヒドラ退治のときに踏み潰された蟹がもと。
9つの頭をもつ大蛇ヒドラにはヘラクレスも相当手こずり、ようやく仕留められるぞってときに、ヒドラの友だちの蟹カルキノスが助けに入ったのだけど、あっさりやられてしまったという…無残。
哀れに思った女神ヘラによって天にあげられ、うみへび座になったヒドラと隣同士ならんでるといいます。
この神話と蟹座の性質がどうつながるの?って疑問は、伊泉先生がそのうち出される翻訳本で読めるのでしょう。
ところで、今やってもらってる神話と惑星講座では、こんなんありましたね。”昔々、古代のルーラーシップ体系では蟹座には水星だった” 今の占星術では蟹座=月、蟹座に水星はとても意外じゃないですか?
古代ローマの詩人/占星術師マニリウスが、蟹座にメルクリウスをあてはめたというから、そこからですかね?まったく関係ないかもしれないけど
マニリウス独自の、サインを支配する神々は
- 牡羊座:パラス・アテナ
- 牡牛座:ウェヌス(アフロディーテ)金星
- 双子座:アポロ(アポロン)太陽
- 蟹座:メルクリウス(ヘルメス)水星
- 獅子座:ユピテル(ゼウス)木星
- 乙女座:ケレス(デメテル)
- 天秤座:ウルカヌス(ヘパイストス)
- 蠍座:マルス(アレス)火星
- 射手座:ディアナ(アルテミス)月
- 山羊座:ウェスタ(ヘスティア)
- 水瓶座:ユノー(ヘラ)
- 魚座:ネプトゥヌス(ポセイドン)
そういえば、藤村シシンさんの古代ギリシャ・ローマ魔術史講座でいただいた資料の中に、”マニリウスによる十二星座性格診断”がありました。これも今の12サインの性質とずいぶん違って驚いたんですが、上の対応で考えるとなんとなく腑に落ちるとこあり。
占星術は時代や占星術師によって、ぜんぜん違うものですねー
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