一昨日ともだちと会いました。たまたまお仕事でうちの近くに来てたから帰りにお茶に誘ってもらったのですが、ふと気づけば、身内以外の人と会うのが一ヶ月以上ぶりやん…引きこもり極まれり。
前回その人と会ったのは昨年末でした。寒い日で、ホットレモネードを飲んだっけ。その甘酸っぱさとテーブルにあったキャンドルのゆらめきなどが思い出されると、その日話した内容も芋づる式に浮かんできます。
そのときいた場所の質感や味、香りなんかが、何かを思い出すフックになる、プルースト「失われた時を求めて」みたいな、五感にひもづいた記憶ってありませんか?
同じようにおしゃべりするのでも、リモートだと感覚的な記憶が乏しくなりますね。自分ちの見慣れた環境では、そのとき限りのものがないからかな。「あれを話したのいつだっけ?」あやふやになっていく…
この本、読んではないのだけど、伊泉先生の生命の木講座で紹介していただきました。紅茶にひたしたマドレーヌを食べると、子どものころの体感までありありと思い出せるという記憶を扱った小説だとのこと。
(なんかこのカードを思いますけれども)
ところでこの話、どのパスのときに聞いたんだったけな?ほんの数ヶ月前なのにもう記憶があいまい…ノートをたどりましたら「吊るされた男」の回でした。
今日から始まる新・生命の木講座は、記憶の手がかりを残す工夫をして聞こう。マドレーヌ買ってこようかしらん?!
今日もお申込みいただいています。PayPalでしたらライブ受講のお申込みもまだ大丈夫ですよ。
タロットの大アルカナと共に学ぶ「生命の木」
【第1弾】マルクトからヴェールを抜けるまで
講師:伊泉龍一先生
6/2,6/16,6/30,7/14,7/28,8/11,8/25,9/8,9/22,隔週水曜。
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
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