ここんとこギリシャ・ローマの神話を読んでたので思い出したのですが、私のはじめてのタロット(いただきものの1JJタロット)には、
女教皇と教皇の代わりにジュノー(ヘラ)とユピテル(ゼウス)がいるんですよ。
お二人とも聖鳥がいっしょに描かれてます。ユノーにはクジャク、ユピテルには鷲。
それにしても、肘ついて気だるそうに座ってるユピテルと比べて、ジュノー様の凛々しく勇ましいお姿。
付属の解説本には
女神は背が高く、幅広い肩を持ち、男性的な主権への挑戦を暗示します。
完全な女性であって、全女性の真髄です。
など書いてありました。
占星術で女性性の元型を表す小惑星のひとつに、ジュノーって名付けられてるのがあります。来月始まる小惑星講座でジュノーのことを聴けると、この絵のイメージもしっくり来るかな。
(講座のほうはまもなくご案内いたします)
ちなみに「力」のカードも、ライオンといるのがヘラクレスなんですよねー
素手で絞め殺してるとこですね、ライオンの叫びが聞こえそう…
久しぶりにこのタロットを取り出して、おまけのタロットカタログを見ていたら、なんと!ルノルマンも紹介されてました!いや、今だったら驚かないけど、このタロットセットは1978年のなんですよ。そんな昔に紹介されてたなんて!
タロットでなくてタローてなってるのも時代を感じます。
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