小惑星の講座、日程と内容が決まりました。
伊泉先生の神話で学ぶ惑星講座では太陽→月→水星→金星→火星→木星と進んできましたが、ほとんどが「男性性」を表す惑星なんですね。女性性は月と金星だけ。
男性のホロスコープを見るにはいいけど、女性の生き方を見るにはもの足りない、そこで注目するのが小惑星みたいです。
「ケレス」、「パラス」、「ジュノー」、「ベスタ」にまつわる女神の神話をとおして、この4つの小惑星の意味をお話いただきます(「カイロン」は別枠になりました)
女性の皆さま、また女性のホロスコープを読まれる方は、お聞きになってみてはいかがでしょうか。
まず!6/18の夜に大まかなことを30分くらいでお話いただきます。
講師:伊泉龍一先生
6/18(金)20時から30分程度
無料です。
Zoomリアルタイム配信のみ
- 占星術の「小惑星」てなんなの?
- ホロスコープの解釈に「小惑星」はいるの?
- 「小惑星」よくわからない
そんな皆さま、ぜひ聴いてみてくださいね。
本編は7/9スタートです。ちょっと先だけど
内なる「女性性」の元型としての小惑星――女神たちの伝承と小惑星
講師:伊泉龍一先生
7/9,7/23,8/6,8/20,9/3,9/17,10/1
隔週金曜
夜7時30分〜9時(1回90分)
受講料1回¥4,500
「ケレス」、「パラス」、「ジュノー」、「ベスタ」という4つの「小惑星」は、1980年代から90年代にかけての英米の占星術の本の中で積極的な注目を集めるようになりました。というのも、それらの「小惑星」が、これまでホロスコープの中に決定的に欠けていた要素を補う重要な「元型」だと考えられるようになったからです。
従来の占星術の惑星は、男性性の「元型」を担う惑星が多く、女性性の「元型」と強く関連するのは月と金星のみでした。ところが、上記の「小惑星」の「元型」は、いずれも神話の中の女神たちと結びつけられています。従って、ホロスコープの中に、それらの小惑星を取り入れるということは、そこに多様な女性性の「元型」を含めていくことになります。
また、その背景には、70年代頃からのフェミニズムやエコロジーなどの重要な運動の影響もあります。その流れの中で、家父長制ないしは男性中心主義的に偏ってしまっている価値観を見直そうとする占星術家の間で、これら「小惑星」が体現する女神たちの象徴的意味に注目が集まるようになりました。
男性的な価値観から押し付けられた女性の生き方ではなく、女性の新たな自由な生き方を考え直し模索していこうという占星術家は、今やホロスコープの中に「小惑星」を導入することを非常に重要視するようになっています。
今回の連続講座では、ケレス、パラス、ジュノー、ベスタを毎回順に取り上げながら、その意味を女神たちの神話合わせて丁寧に解説していきます。
―講座案内文
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