レポ★タロット・リーディングの極意2020/10/10

マルセイユ版のリーディング実践編

マルセイユ版の数カードは、ワンドならワンドしか描いてない抽象的な絵。教訓が描かれた大アルカナとは絵がはっきり違うから、大アルカナと小アルカナで、占い上の役割も違うのがわかりやすい感じ。

この大アルカナと小アルカナの特性を生かす占い方を、3ステップで紹介していただきました。

  1. 3枚で占う
  2. 6枚で占う
  3. 2のアレンジバージョン

1は、小アルカナ編でも教えていただいた、フルデッキでのいちばんシンプルな占い方です。出すのは3枚。

大アルカナから1枚、コート・カードから1枚、数のカードから1枚です。

2↓は、1から3枚増えて6枚。

大アルカナ、コート・カードはそのままで、数のカードが4枚になります。棒、カップ、剣、金貨からそれぞれ1枚出して、4スート(四元素)が揃うのが1との違い。

さぁ、これをどう読むのでしょうか?

架空の例と、伊泉先生ご自身のセルフリーディングをしていただきました(来年からどうなさるのか注目ですね)。出たカードをどう言葉にしていくか、実例をみせていただけてよかったです。

そして3つ目↓

こういう形に展開すると、「ここが現在、ここは未来、こっちは彼の気持ち」など位置の意味があるように見えますが、このスプレッドに位置の意味はないのです(理由は講座でお聞きください)

位置の意味はないけど、中央にまします大アルカナがいちばん大事!と直感しやすい配置ですね。2の一列に並べるのと比べると、見栄えもよくなります。

基本形から応用形まで、3パターン紹介していただきました。1から順に練習してみるのもいいでしょうし、初めっから3でもお好みで。占う時のスペースや時間によっても使い分けできそうですね。

ご参加の皆さまにはありがとうございました!

大アルカナからの方、小アルカナからの方、今回初めての方、いろいろでしたが、マルセイユ版も好きになってくださってたらいいな。

大アルカナから受けてくださって、すでに実践されている方からは素敵なレポートがありました。マルセイユ版クラスのラストに、いいお話聴けてうれしかった〜!!

伊泉先生は「大アルカナをまだ受けてない人は、ぜひ受けてほしい」とおっしゃってましたね。初心者さまに限らず、ベテランの人ほど聴いてほしいと。

今月から他校さまでZoom講座が始まるみたいですよ→福岡【伊泉龍一占いスクール】伊泉先生 マルセイユタロット大アルカナ(22枚)を学ぶ カードの解説講座

テレーマでは5月〜8月に行われた大アルカナ講座の録画(3時間6回)がございます(小アルカナ講座の録画3時間2回もあります)


講座のはじめに「これが正しい占い方」というのはない、「その占い方はおかしい」もない、自分なりにアレンジしていい、というお話もありました。

ウェイト版がいい方は、ウェイト版でこのスプレッドを使うこともできるでしょう(カードの意味が違うから、読み解き方は変えないと、ですが)。ウェイト版には「グラン・タブロー」という占い方もいいですね!皆さんからリクエストが多ければ、グラン・タブロー講座も開催してもらえるんじゃないかなー

ご参考までにグラン・タブロー講座の様子↓

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