レポ★78枚のタロットで「グラン・タブロー」を実践する方法2019/6/16名古屋

まずグラン・タブローという言葉。ルノルマン・カード占いの講座を受けたことがある方はお聞きになってますが、受けてない方は「なんだろう?」て思われてたかも。

そこで、タロットとルノルマンの歴史の簡単な紹介から。

タロットが占いに使われ始めたのは18世紀フランス、今回使うウェイト版タロットは20世紀のイギリス生まれ。イギリス流タロットは新参者なんですよね。

フランス人もウェイト版のカード自体は使うけど、「フランスにはフランスの伝統がある。イギリス人が考えた占い方(ケルト十字)は使いたくない」って人もいるというのがおもしろいなと思いました。

フランス人は英語で話しかけられても英語で答えてあげない(英語ができても)とかいう都市伝説(?)みたいなもの?

今回の講座では、フランス流の伝統的な占い方を教わりました。78枚全部を広げてみていく方法を2種類。

フルデッキ広げると、会議机なら2台いりました

ルノルマン・カードは36枚だけど、タロットだとその倍以上の78枚。一枚一枚のカードもルノルマンより大きいから、相当なスペースが必要です。この占い方のときは、ミニサイズのカードがいいかもですね。

さて、1つ目の占い方は、ルノルマン・カードのグランタブローと同じように、シグニフィケーターを決めて、そこを中心にみていく方法。

手順としては同じでも、ルノルマンとタロットでは大違いだなと思いました。ルノルマンの絵は「指輪」とか「山」とか単純だけれども、タロットだと一枚一枚の情報が多いから。

2つ目の占い方は、ホロスコープ・スプレッド。ホロスコープ・スプレッドは今も使われるけれども、省略されてしまった手順などがあるそうです。今回教わったのは、もともとあったオリジナル・バージョン。

1〜12のハウスに分けたカードを全部広げたところ

こちらは占星術のハウスのルールを使います。占星術をもともと知ってた方のほうが、つかみは良かったでしょうか。

でもここで使うのは、ハウスはハウスでも「伝統的な占星術」のもの。今の占星術でのハウスとはまた違う、ハウスの意味が聞けましたね。

今回の講座、タロット+伝統的占星術のハウス+ルノルマンと、3つの占いを同時に学べてお得だったのでは?!

今は、タロットの人はタロットだけ、占星術の人は占星術だけな傾向もあるような感じしますが、昔のやり方をしようと思ったら、占星術もちょっとは知っておかれると良さそうですね。

先生が各グループを回ってアドバイスくださいました。質問もしやすかったんじゃないかしら

会場が狭くて申し訳なかったのですが、こうしてグループで占うには、皆さんの距離が近くて良かったかも(と思いたい)

ご参加の皆さまにはありがとうございました。占い師さんもたくさんご参加いただきました。初めて来ていただいた方も多かったです。

皆さま、いかがでしたでしょうか?

私がご一緒させていただいたところでは「この占い方だと、占い師が一方的にしゃべるんじゃなくて、話し合う感じでいい」というお声もありましたよ。

懇親会は会場近くのインド料理へ

チキンが3種類でてきて、カレーの前にお腹いっぱい的な
ナンも山盛り…

私、メインのテーブルから離れたとこに座ってたものですから、皆さんのお話を聴けてなかったのですけど、楽しんでいただけてたら幸いです。

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