大アルカナと星座

ウェイト版タロットの大アルカナの中には、生命の木を通じて星座と関連するカードもあります。

牡羊座にあたる「皇帝」が座る椅子には羊のモチーフが描かれてるし、ライオンがいる「力」が獅子座、天秤をもつ「正義」が天秤座。絵には特に描かれてないカードもありますが。

カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット講座を受講されている皆さんには、星座と大アルカナの対応表をお配りしています。それを見て「自分の星座と、対応するタロットのイメージが重ならない」って方もありました。

思うに、黄金の夜明け団が生命の木とタロットを結びつけたころには、まだ今のような星座占いは生まれてなかったから、今みんなが知ってる星座の意味がタロットに反映してるわけじゃないのかも。昔の占星術には星座の性格ってないですもんね。

でも妄想力(?)を広げてくと、うっすらとつながりがあるように思えるとこもありませんか?

たとえば、先日の「隠者」は「乙女座」と対応ですが、乙女座の「人からどう見られるかが気になる」というのと、「周りの評価から離れてみる」隠者は裏表のようで。


マルセイユ版は、星座とは何の関係もなく、シンプルでございます。

(唯一の例外で、月のカードにザリガニが描かれてますが、別に蟹座の意味が含まれはしない)

マルセイユ版のタロットで、深いリーディングをしてみたい方へ。来週10日土曜日に、リーディング実践の講座ありますよー。

タロット・リーディングの極意―中級からプロフェッショナルまで

マルセイユ・タロットのリーディング講座です。フルデッキで占いますので、マルセイユ版小アルカナまで受講済みの方におすすめします。

10/10(土)午後2〜5時(3時間)
受講料¥9,000
講師:伊泉龍一先生

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