ご参加の皆さま、ありがとうございました。
◆1960年代から現代にいたるさまざまな「スプレッド」を学ぶ(全2回)
2回目の今回は、貴重な資料の紹介から(初回7月は背景知識を教わりました)。
私、個人的にはこのタロットがとても好き。
写真だとサイズ感でませんが、1枚が大きいんですよ。A5?くらい。
色も絵も、めっちゃ好み♡ポスターほしい!部屋に貼りたいなぁ。
ほかにも、このCDのジャケットを手掛けた人の描いたもの、
こっちはかっこいいというか、ヒッピー、サイケ、時代感がバリバリでてます。
音楽の話も、お好きな方は、むふふと思うところだったのでは?(そっち系ももっと聞きたい…)
マヤ文明の影響を受けたものは↓、絵本のような色使いとタッチ。死神もなんだかかわいいですね。
こっち↓はシュールレアリスムみたいって思いました(すべて個人の感想です)
写真が下手でお伝えしきれませんが、どれも絵が魅力的で、ずっと眺めていたいような吸引力があります。
ものには文化的背景がある。それがダイレクトに絵に表れるのが、タロットのおもしろいところ
だそうです。こうしていろいろ並べていただくと、ほんとにわかりやすいですね。
ふつうだったら一生お目にかかれないであろう、貴重なお品を見せていただけて光栄でした。伊泉先生、ありがとうございました!!
後半は、いよいよスプレッドを広げる時間。グループに分かれてやってみたのは、まず1970年代のスプレッド、リチャード・キャヴェンディッシュの「ザ・ホイール・オブ・フォーチュン」。
やってみて感じたのは、ひとつのポジションに3枚ずつあるから、その場所のテーマで物語がつくりやすい!ということ。使いやすい気がします。
続いて、80年代のスプレッド紹介。ニューエイジの影響を受け、タロットの目的が「自己認識」「自己成長」へと移ります。
焦点を当てるのは「未来」じゃなく「今」。「今、私がどうするか」をみていくから、セルフリーディングに使いやすいんですね。
ほかにも、たくさんのスプレッドをテキストに載せていただいてます。トートタロット向けのものとか、迷ったとき用とか、占いたいことはないけど何となくやってみたいとき用とか。いろいろ試してみたいです。
来年、出されるという伊泉先生の翻訳本「ホリスティック・タロット」にも、またたくさんの占い方が載るようです。
最後、伊泉先生のデモを見せていただいたのも、うれしかったですね、皆さま。
しかも、人を占うんじゃなく、公開セルフ・リーディングという、めったにない?瞬間を共有させていただきました。いやー、なんか言葉が見つからないです。
来月は、やはり80年代に出版され、ロングセラーとなっているこちら
翻訳者の伊泉先生ご自身から、ポイント解説していただきます。
よかったらまたいらしてくださいませ。
タロットの「名著」を一気読み!
◆レイチェル・ポラックの『タロットの書』――神話と心理学的な観点から導かれた1980年代以降のタロットのイメージの世界の原点を理解する(全2回)
10/16&11/13(火)
1~4時(3時間)
伊泉龍一先生
名古屋栄にて
受講料:1回につき¥9,500
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