1回目レポ★タロットの「スプレッド」を学ぶ1960年代から現代にいたるさまざまな「スプレッド」を学ぶ2018/7/9名古屋

占いって昔からあるけど、時代によって目的が変わってきているんですね。タロットもまた。

昔々は農家に生まれたら農民になるしかなかった、でも封建社会が終わり、職業や住む場所も自由に選べるようになった、自分で選べるようになってよかったなーと思うけど、選択の自由があるからこそ、生まれる悩みもありますよね。

はじめから人生が決まってたら悩むまでもないけど、何をしてどう生きるか、すべて自分で決めなきゃならないんですもん。占いのニーズが変わっていったのも自然なことでしょう。

経済的に成功していても心が満たされない、とか、もっと他にできることがあるんじゃないか?とか、その人だけの個別の悩みにどう対応していくか。

20世紀の半ばからは心理学の分野でも、そういう人たち向きの新しいものができてきた、そしてタロットの人たちもそっち系の心理学要素を取り入れていった…

社会の変化、価値観の変化が、タロットの使い方も変えていったということ。未来の予言じゃなくて、その人自身が成長するためにどうすればいい?を考える方向へ。

なんだか数秘術に似てると思った方もあるかも。同じ思想からきてるからですね(そういえば、いつだったかの数秘講座でイーデン・グレイの言葉、紹介ありました)。イーデン・グレイさんの本、こちら

歴史をたどるのは、なんておもしろいんでしょう。

講座内でもご紹介ありましたが、伊泉先生のタロット大全にもタロットの移り変わりがくわしく載ってますよー。

受けられた皆さんはどう思われたのか、ちょっと心配でした(占い方はひとつもできなかったから(;’∀’))。

が、初めてこられた方々から「時代背景を知れてよかった」「ほかでは聞けない話でうれしい」「エリファス・レヴィとか大好物」など、ご好評いただいてほっとしました。ご意見を伺ってない方は別のお気持ちもあるかもしれませんが…

タロットを何回も受けてる方は「また歴史?」とおっしゃってましたけども、今回のはタロットの歴史の中でも新しいところ。心理学との融合やニューソートなどは新鮮ではなかったですか?心理占星術や数秘術とはかぶるとこもありますが、今までのあれこれがつながっていったかと…

次回はスプレッドにも入りますので、お楽しみになさってくださいませ。

2回目はちょっと間があいて9月です。またいらしてくださいね~!

2回目だけ受けたい方もご相談ください。

タロットの「スプレッド」を学ぶ――1960年代から現代にいたるさまざまな「スプレッド」を学ぶ(全2回)

9/10(月)
1~4時(3時間)
伊泉龍一先生
名古屋栄にて
受講料:1回につき¥9,500

会場近くの、アップルパイがおいしいお店です。

ヴァンサンヌ ドゥ (cafe vincennes deux)

スイーツグルメの手相王子もお気に召したパイです。9月に来られる皆さま、よかったら♪

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