心理占星術のハウスを学ぶ(7~12ハウス)2回目2018/6/11名古屋

今回は9ハウスから最後の12ハウスまで(前回は7~9ハウス

心理占星術だと、ハウスは成長の物語。赤ちゃんがいろんなことを学びながら大人になっていくストーリーですが、前半のハウス1~6は、とにかく「私」「私」でした。7ハウスで他者と向き合い、10ハウスで社会的に認められるとこまでいく。

で一人前の社会人になって終わりじゃなくて、その先があるのがおもしろいとこ。個人を超えて、すべてと一体化する…

12ハウスまでいくと「無私」、「私」がなくなる。一人一人の無意識さえ超えて、ユングのいう集合的無意識、人類みんなが共有しているという時空を超えた記憶にまで話がふくらんでいく…

スピった感じなのは、心理占星術が生まれた1980年代あたりに流行った心理学や思想が取り入れられているからだそうです。こういうのを受け入れられるかどうかは好みもあるでしょうけれども

一人一人みんな別々だというのは、ある意味では寂しい話。ほんとはみんなつながってる、一人じゃないんだよっていうのは、なんだかなぐさめられるとこ、あるかもしれないですね。

ハワード・サスポータスさんのテキストはボリュームがあるし、今回の講座ではニューエイジ・サイエンスやアインシュタインの理論も出てきて、ひととおり聴いただけでは(私の頭では)とても消化しきれてないですが、これから何度も読んで復習しようと思います。

終わらないんじゃないかとご心配もおかけしましたが、12ハウスまで終わりましたね(ほっ)。

伊泉先生の占星術講座は、ほかではほぼ「伝統的」占星術ですから「現代」占星術はめずらしく、とくにこの心理占星術のハウスは、10何年も前にやったきりだとか。今までに聞いた方、圧倒的に少ないと思います。

受講された皆さまは、めったにないお話を聴けましたね~!昨年から半年にわたり、ご参加ありがとうございました。

名古屋での現代占星術講座は、2017年の3月に10惑星、6月7月で12星座、11月12月でハウス(1~6)、2018年4月にホロスコープの読み方、5月6月でハウス(7~12)と進んできました。続くとしたら、アスペクトかなぁ。

わたし個人はハーモニック・アスペクトを聴きたい…

全国的に伝統的占星術がもりあがっていて、現代占星術をやってた人でも伝統に転向されていく中、ニーズがあるのかわからないですけど…またできることがありましたら、よろしくお願いします。

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