「チャネリングの原点を振り返る」2018/6/10名古屋

スピリチュアリズム講座、第二弾。

伊泉龍一先生「チャネリング」の原点を振り返る――フォックス姉妹からテーブル・ターニングへ

「チャネリングの原点」として、フォックス姉妹を中心にお話しいただきました。それまでも「幽霊屋敷」はあったけど、幽霊と会話する人はいなかったんだそうです。当時、どれほど衝撃的だったか。

10歳、14歳の小さな女の子たちが、あれよあれよと有名になり、社会現象にまでなっていった過程、ドラマティックでした。「きっとインチキだ、トリックを暴いてやるぞ!」って人も出てきて、信じる人と疑う人の争いの始まりでもありました。

本人たちはどんな気持ちで思春期を過ごしていたんでしょう。大人になった姉妹はどうなったのか?も、今後の講座でまた出てくるそうです。たのしみ。

一口に「霊と交信」といっても、誰に何を聴くのか?の違いもあるんですね。「死後の世界ってどうなってるの?」を教えてもらうパターン、亡くなった家族の声を聞くパターン、世の中を良くするために過去の偉人に意見を仰ぐパターンも。

そして個人的に強く興味をひかれたのは、男女差。霊的存在から受け取ったことをどういう手段で表すか?が違うのおもしろく思いました。その根底にある男性観、女性観って、昔の価値観のはずなのに、今の現実生活でもしっかり残ってる…。奇数/偶数、占星術の男性星座/女性星座、太陽と月なども思わせます。

スピリチュアリズム、来月以降の予定です。連続じゃなくても、どの回からでも、単発でも受けられます。この先はミディアムのすることをトリックだとして暴こうとする人がいっぱい出てくるみたいですよ。

第3回

7/8◆驚異の「ミディアム」たちの登場とスピリチュアリズム・ムーヴメントの隆盛――「スピリチュアリズム」と「科学」と「奇術」の奇妙な関係

第4回

9/9◆それは本物の霊現象だったのか?――ウィリアム・クルックスによるダニエル・ダングラス・ヒュームの実験からダーウィン家の交霊会まで

伊泉龍一先生のスピリチュアリズム講座(1回目5/13、2回目6/10、3回目7/8、4回目9/10、5回目10/14、6回目11/12)

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