レイチェル・ポラックの「タロットの書」1回目2018/10/16

伊泉先生がいちばん影響を受けたという「タロットの書 叡智の78の段階」。今回の講座では、「タロットの書」との出会いから、どういうところにインスパイアされたのかもお話くださいました。

はじめて手に取られてから、ずいぶん経った2014年、日本語訳して出版されたわけですが、もっと早くに日本に入って来ていれば、日本のタロット占いは今とはちがってたんでしょうね。

英米のタロット占いのやり方が紹介されないまま、日本では「タロットでどんな質問にも答えられる」というスタイルが広まってしまった(そして今も続いている…)

日本式の「質問への答え」を求めて読んだら、「タロットの書」はむずかしい、というよりも「???」しかないかも。答えは書いてませんものね…

じゃあ、どう読んで、どう使えばいい本なの?ということで、レイチェル・ポラックさんが取り入れた心理学や、当時の思想などから、この本を読んでいくポイントを教わります。

先日このブログでもご紹介した大アルカナを7枚ずつ分けるのも、心理学と結びついて生まれたものだそうです。タロットを、心理学的な段階をおって成長するストーリーとしてみていくんですね。

初回の今日は、とくに上の4枚を使った「統合と二元性」について、解説いただきました(タロットの書p27~)

生まれる前はもともと一つ、それが対立する二つに分かれた(男と女、精神と肉体などなど)、けれども、また一つになるのを目指す…(このイメージは生命の木講座を受けられてると、よりわかりやすいかもしれません)。

大アルカナの最後「世界」のカードは、人の心が成長していった最終段階。「世界とひとつになる」とは?この説明は個人的感動ポイントでした。

心理学やフランス現代思想と、錬金術やグノーシス主義が同時に出てくるのもおもしろいところ。学者さんとオカルティストは相反するものだけど、タロットの世界では統合されていく…

ご参加の皆さまはいかがでしたでしょうか?

東京、埼玉、富山、京都、大阪、兵庫と、遠くからもたくさん来ていただきました。

マニア向けとも言われる講座でしたけれども、聞きたいと思ってくれる人があってうれしかったです。

ありがとうございました!!来月もお待ちしております。

1回目を逃した方も2回目だけでもどうぞ~~

レイチェル・ポラックの『タロットの書』――神話と心理学的な観点から導かれた1980年代以降のタロットのイメージの世界の原点を理解する(全2回)

11/13(火)1~4時 

名古屋栄、テレビ塔近くにて

受講料1回分¥9,500

本、もう一冊。

今日お話に出てきた、澁澤龍彦「黒魔術の手帖 (文春文庫)」。前にもblog書いてますが、「古代カルタ(タロット)の謎」、私はおもしろかったです。

黒魔術の手帳

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