今月はウィトゲンシュタイン

世界に衝撃を与えた天才の、非凡な人生に驚きます。
世紀末ウィーンの大富豪の末っ子に生まれ、「宮殿」と呼ばれた家には当時きらめく芸術家(マーラーやブラームス、ロダン、クリムト…)が集っていた。恵まれた環境に見えるのに、兄3人は自死している。
ウィトゲンシュタインも、工学ではプロペラの特許をとったり、ケンブリッジ大学ではラッセルのもとで頭角を表していたのに、第一次大戦で前線に赴いたそう。兵役が免除されていたにもかかわらず、自ら志願して最も危険な任務に着いたってどういうことなのか?彼も「死の欲動」にとらわれていたのか?
莫大な遺産を放棄して、キャリアも捨てて、地方の小学校の先生になるってどういうことなのか?身内すらも理解に苦しむ、ぎこちない生き方をした、この人自身にまず興味が湧してしまう。

昨夜放送の第一回は「言語の限界はどこにある?」でした。
言葉ではなんでも作り出せます。今いるこの部屋に金塊が降ってくる、ライオンが入ってくる、現実離れした想像も、可能性としてはゼロじゃない。世界は可能性に満ちている。
だけど「世界」は言葉で説明できる?人口がどれだけで国がいくつあって…とか世界の中にあるものなら語れるけど「世界」そのものは語り得ない。
「語り得ぬものには沈黙を」
生命の木の3より上のエリアっぽくない?論理で考えられることには限界がある。
そうすると、有意味な言葉、無意味な言葉という分け方も、言われてみればなるほどなぁと思います。
これは数秘術の5と6をイメージしました。
5の理想「すべての人に愛を」「世界に平和を」など、聞けばうんうんと思うけど、具体的に何をどうするかは言ってない。6なら「愛する人とこういう家に住んでこういう暮らしをして…」とありありと描かれる(模型を作るように)
ぴったり重なるわけじゃないけども、自分がすでに知ってるあれに似てるなとか当てはめながらだと少し進めやすくなる気がします(私は)

番組後半もおもしろそうですよ。4/20の第3回「生成AIは言葉を理解しているのか」、4/27の第4回「心はどこにある?」
この機に、解説者の古田徹也さんの著書「はじめてのウィトゲンシュタイン」も再読したいのですが、、今、編集しなければならない動画に追われて、本を開く心の余裕がないのでした。
それでもNHKのテキストなら寝る前の10分でちょっとずつ読めるのがいいな。人によるんだろうけれど、同じ10分でも、私は耳で聞くより字を読むほうが記憶に残るかなぁ。
最近思うに、動画を聞き取ってまとめるのは私にはどうも負荷が高いみたい。今めっちゃ疲れてる。。




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