アスペクトの閃き

アスペクトって言っても占星術の話じゃないんですが…

ちびちび読んでた本に

生命の木っぽいことが出てきました。

”我々は常にどこか特定の視点から物事を見ざるをえない” のだけど、世界は ”単一の見方だけで見通せるほど平板で単純なものではなく、複雑で奥行きのあるものだ”

見方が固定化すると思考が硬直する、だから、その都度その都度、見方の転換を試みようというんですね。

で、新しい見方を得ても「これこそが絶対だ」と囚われちゃ元の木阿弥、さらに見方を切り替え続ける必要があるということ。

これ読んで、パス26「悪魔」で聴いた ”絶対視” とか、パス25「節制」で出てきた極端から極端に価値観を転換する例とかを思いました。

ウィトゲンシュタインは、物事に対する見方が切り替わること、転換することを「アスペクトの閃き」って呼んでたみたいです(アスペクト:物事の相貌、側面)

”閃き”って表現、よくないですか?

そしてこれは「審判」みたいだな、と思いました。

生命の木講座を聴いてたおかげで、思い浮かべながら読めました。だから何って話ですけど…

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