本屋をぶらぶらしてて「え?」と目が止まった。
「何者かになりたいは」呪いだ。

難波優輝 (著)
生命の木を下から上に向かって、6ティファレトの意識にいくと「自分で何かやってみたい」になる。それは「何者かになりたい」でもあるかと思ってたから「呪い?」ってびっくりしたの。
いや、目次とか読んでみたら、この本が批判するのは9のエリアの物語かな。真ん中の字が強いから目がいったけど、副題は ”〈わたしの人生〉を遊びなおすために” 。みんなが共有してる物語を生きるとこから脱してく、という意味なら9から6へだ。
物語の盛り上がり例に挙げられてるのが
- ポカリのCMの少女はドラマティックな青春の象徴
- 推しの成功物語をよろこび、お金を使うのが美徳
- 就活で語られるガクチカ、挫折からの再生体験
初めはただその場の必要性でそうしてただけでも、やってるうちに「そんなような気」がしてきて、「そういうものだよな」と確信に変わっていく、となれば、もはや物語に支配されてないか?ということ。
強い物語に入って〈わたしの人生〉を忘れてしまうのは問題。
ちなみに著者はSFやファンタジーが好きだそう(物語自体を否定してるんじゃない)。
ロード・オブ・ザ・リングやスター・ウォーズの元にも物語がある。ジョゼフ・キャンベルの「英雄の旅」、主人公が冒険に旅立ち、試練を乗り越えて帰還する、王道のパターン。

ジョーゼフ・キャンベル (著), 斎藤 伸治 (翻訳), 斎藤 珠代 (翻訳)
ヒーローの旅を自分も辿ってもいいし、もっと穏やかな旅をしてもいいし、自分に合うものを選んでいくのがいいわけで、どんな物語にしろ「人生はこうあるべき」ってなると「呪い」になるわな。物語とはバランスよくつきあいたいもの。
現代占星術にも物語がありますね。ハウスなら1ハウスから12ハウスへ、12星座なら牡羊座から魚座へ、人間が段階をおって学びながら成長していくストーリーになっている。だから誰のホロスコープにも12ハウス12星座が全部あって全部大事ってことなんでしょう。
タロットだと「愚者の旅」ですか。22枚あるから占星術よりは段階が細かくなるって前に聞いたような。明日から始まるオンライン講座、どうぞお楽しみに。




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