占星術の世界に深く足を踏み入れたい、その歴史的背景までしっかり理解したいと考えているあなたへ。今回は伊泉龍一先生が「本当にオススメです」と熱を込めて語る、2冊の重要な書籍をご紹介します。
1. 古典占星術の『クリスチャン・アストロロジー』
まず1冊目は、17世紀に活躍したイギリスの伝説的な占星術家、ウィリアム・リリーによる大著です。
『クリスチャン・アストロロジー 第1書&第2書』
- 著者: ウィリアム・リリー
- 田中 要一郎 (監修), 田中 紀久子 (翻訳)

私たちが今いる21世紀から、20世紀、19世紀…と遡ること約400年。ウィリアム・リリーが生きた17世紀は、占星術が現代とは異なる形で実践されていた「古典占星術」または「伝統的占星術」の時代でした。
この『クリスチャン・アストロロジー』は、その時代を代表する最も有名かつ重要な教科書です。現代の私たちが慣れ親しんでいる12星座占いとは一線を画す、当時の占星術の理論と実践が詳細に記されています。
2018年に邦訳が出版されたこの一冊は、古典占星術に興味がある方にとっては、少し難解に感じる部分があったとしても、絶対に読んでおくべき必読書と言えるでしょう。
2. 現代占星術の礎を築いた『アラン・レオの占星術』
そして2冊目は、時代を少し進め、現代占星術の源流をたどる上で欠かせない一冊です。
『アラン・レオの占星術』
- 著者: アラン・レオ
- 田中 要一郎 (監修), 黒岩 健人 (翻訳), 田中 紀久子 (翻訳)

アラン・レオは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したイギリスの占星術家。彼の著作は、それまでの古典的な占星術から、個人の内面や心理を探求する「現代占星術」への橋渡しとなる、極めて重要な役割を果たしました。
この本は、アラン・レオの有名な著作『The Key to Your Own Nativity』の邦訳版(部分訳)で、日本では2022年に出版されました。今から約100年前に書かれたこの本の中に、私たちが現在行っている占星術の原型を見出すことができます。

現代の占星術がどのようにして生まれ、どのような意味を持っていたのかを知るために、これ以上ないほど最適な一冊です。
なぜこの2冊が重要なのか?
伊泉氏が紹介してくれたこの2冊は、
- 17世紀の「古典占星術」を代表する『クリスチャン・アストロロジー』
- 20世紀初頭の「現代占星術」の基礎を築いた『アラン・レオの占星術』
という、占星術史における二大潮流の源泉となる名著です。これらを読み解くことで、占星術の技術や解釈がどのように変遷してきたのかを、ダイナミックに体感することができるのです。
そして、この歴史的な2冊の翻訳を手がけられたのが、田中要一郎氏です。伊泉氏も「すごい方なんですよ」と語るように、その功績は計り知れません。
【イベント告知】田中要一郎氏との対談が決定!
さらに素晴らしいお知らせです。 なんと、これら貴重な書籍の翻訳者である田中要一郎氏と、伊泉龍一氏によるオンライン対談が近々開催されます!
伊泉氏がインタビュアーとなり、田中氏の占星術に関するお仕事についてお話を伺う、気楽な雰囲気の対談になるそうです。
- 日時: 7月22日、20時から
- 形式: YouTubeでのライブ配信(録画配信もあり)
- 特典: リアルタイム視聴の場合、チャットで質問することも可能(すべてに回答できるとは限りません)

まとめ
今回ご紹介した2冊は、占星術を学んでいるすべての人にとって、その知識をさらに深め、視野を広げるための羅針盤となるはずです。ぜひこの機会に手に取って、占星術の奥深い世界の探求を楽しんでみてはいかがでしょうか。



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