2025年版大アルカナ講座@横浜、2回目
伊泉先生による大アルカナを効率よく学ぶ配置(下図)で、縦列を左から教えていただいてます( 1回目のレポ)

2回目は真ん中の二列の予定でしたけれども、話の都合で11の次は横に12、13と進みました。計6枚。
時間配分はこんな感じ↓
- カード並べ10分
- 「隠者」1時間、マルセイユ版「恋人」30分、休憩15分
- ウェイト版「恋人」30分、「女帝」30分、休憩10分
- 「力」「吊るされた男」「死」の3枚を1時間ほど
最初の3枚「隠者」「恋人たち」「女帝」は時間をかけて解説されました。
ふだんは仕事に行ったり人に会ったりで外に意識を向けているけども、「隠者」が出たら意識を内側へ向けるとき。

「暇だと余計なことを考えちゃうから忙しくしてる方がいい」と思ったこともある。でも、ただ予定を埋めるだけだと虚しいんですよね。たいしてやりたくもないことで時間を消費しても、結局「何やってんだろう、私」「こんなことやってて意味あるの?」て思えてくる。
そんなときはいったん立ち止まって、自分が何をしたいのか考えてみないとな。単なる暇つぶしより、やりたいことをやってて暇を感じなくなるほうが幸せだと思うから。
マルセイユ版「恋人」のように、ずばーんと射抜かれて、熱意を持てるものが決まればいちばんですね。

絵が違うので別々に解説された「恋人」カード、ウェイト版は「自立」「独立心」がテーマ。

この日は伊泉先生が蛇になって、禁断の実を食べさせようとされてました。楽に暮らせるけど制約があり変化もないエデンの園にとどまるか、自力で頑張らなきゃいけなくても外に出て自由を得るか、皆さんはどっちがお好みでしょうか。

生命の木だと「恋人」が対応するパスの向かい側に「皇帝」、自立する「恋人」と自分で決める「皇帝」。どちらも「自分で」ですねぇ。ほかのせいにできない、依存もしない。
「皇帝」のペアとなる「女帝」なら「皇帝」のような決意はいらない。

ウェイト版に描かれるように、自然にまかせて待つ!

「女帝」の服の模様ザクロについては下の動画もご参考に
11「力」からの後半のカードは「今ここ」に向かっていくというお話。縦列でなくナンバー順に聞くのもストーリーがつながってわかりやすくないですか?

困難に直面したら、目をそらしたり何かのせいにせず、向き合うこと(力)。自分の中の問題に気づかないと変わらない。固定観念に縛られたまま(吊るされた男)、終わりがやってくる(死)。
今回の6枚、「身に覚えが」「ぐさっときた」というお声もききました。思い当たっちゃうカードは印象に残りますね。
私は「隠者」「恋人」あたり。昔話をする老害ですいません、私もバックパッカーやってたんですよ。当時は「自分探し」とは思ってなかったけど、今ふり返れば自分探しの旅だったかも。
好きなバンドの発生地に行きたい、本や歌詞に出てきた場所を見てみたい、でロンドンからヨーロッパ放浪。クラブで爆音にひたり、美術館で巨匠の絵を見て感激し、マルセイユ版「恋人」のようにハートに刺さったことが今も続く趣味になりました。
ウェイト版「恋人」の「自立」でもありました。ぬくぬくできた日本から出て、寝るとこも食べ物もその日まかせのサバイバル。一人でなんとかする力がついたし、自己主張が強い西洋の人たちとやり合って「個」も育ったのかも。
なにより各地でおかしな人といっぱい出会って、日本で当たり前の生き方をしなくても生きてけるんだと気づけたんですよ。違う人生の可能性が開かれた「隠者」体験。おかげで?明日をも知れぬ自営業でも大して不安もなく生きてきましたが、「死」の神が近づいてきた今は、もう一回「隠者」をしなきゃと思います。
どうでもいい自分語り、失礼しました。
3回目4回目は7/19、7/20の土日で二日連続です。残り10枚もお楽しみに!またお待ちしております。
懇親会はトルコ料理アリババにて

壁際のはシーシャ台



いつも中華街だから、趣を変えてエンタメ度をあげてみました。「トルコ料理なんて初めて」「こんな機会じゃないと体験しない」とおもしろがってくれた方もありますし、「味が苦手」「目のやり場に困る?!」とかでお気に召さなかった方にはごめんなさい。
来月はまた安定の中華にしますわ。中華だと食べられない方は少ない印象なので。
講座会場もそうなんですけど、100%完璧なとこってなかなかなくない?この日の講座会場は、伊泉先生も「駅が近くて最高!」「音の反響がよくて喋りやすい」とおっしゃってたし、テーブル配置のバランスがよく窓が大きくて開放的なのもよかったんですが、ホワイトボードが小さいのと入口が前で遅刻や中抜けしにくい、エレベーターが激混みかつフロアのトイレ数が少ないマイナス面もありました。むずかしい。。。
ここならいいよ!ってところがあれば教えてください。



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