ウェイト版の数のカード40枚の4時間講座、進行はこのような感じでした。
- 数カード40枚を並べる
- ウェイト版小アルカナ全体の話(30分ほど)
- 10のカード4枚(40分ほど)
- 9〜2のカード4枚ずつ(各20分ほど)
カードはスートごとに四列、上段からワンド、カップ、ソード、ペンタクルの順で、1から10まで並べます。

過去のウェイト版の小アルカナ講座では、作者ウェイト自身のテキストを読むこともありましたが、今回の講座では伊泉先生の頭の中に入っているのをお話いただきました。
ウェイトのテキストを読みたい方は、この本に載っています。

マーカス・カッツ (著), タリ・グッドウィン (著), 伊泉龍一 (翻訳)
小アルカナ各カードのページで、絵のすぐ下にある文章がそれです(「▶︎占い上の意味」の上)。
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さて、ウェイト版は絵を見ただけでわかるようにパメラが描いてくれてるのがポイント。人物の服装や小道具で、労働者なのか、お金持ちなのか、権力者なのかわかります。「優雅に見えて裏では苦労してる」などの深読みやひねりはいらない。
各カードの解説は、同じ数字の4枚ずつまとめてしていただきました。最初のほうは時間をかけて、一枚ずつ「例えば」をあげてもらったり、占い方のポイントーー未来予言じゃない伝え方とか、小アルカナ一枚だけでは解決策がなくても大アルカナと組み合わせてポジティブな助言ができるーーもお話いただきました。
(9までの8枚で約2時間、残りを2時間でできるのか?皆さんハラハラされたと思いますが、後半がそんなに駆け足になったでもなくないです?)
ペンタクルのカードでは、五芒星の5、第五元素の解説も。昔のカードの金貨からペンタクルになってるのは、お金じゃなくてスピリットを重視してるから。そうして見ると、ペンタクルのカードが違って見えてきません?

全体に、並べたカードを見ながら説明を聞くと、各カードが何を言おうとしてるか、絵から浮かび上がってくるようでした。パメラさん、わかりやすく描いてくれてありがとう!です。
同じ数字の4枚の中で見比べると、違いがはっきりします。同じスートの数字違いで見ていっても同じく。大アルカナのこのカードに似てる、というのもなるほどでした。ほかと比較すると特徴をつかみやすく思います。
40枚を一枚ずつ個別に覚えるというより、このカードとこのカードは対照的、こっちは似てるけどニュアンスが違って、などと関連づけながら解説していただいたので、いっぺんに2枚3枚記憶される感じです。
ご参加の皆さまはいかがでしたでしょうか?
1回完結講座で受けやすく感じていただけたのか、遠方からもたくさんいらしていただきました。初めての方同士でもおしゃべりしながら、和やかに受けていただけたかと思います(後ろから様子を見せていただいてる限り)

懇親会も大人数で4テーブルに分かれましたが、それぞれの卓でお話が弾んでたように見えました。伊泉先生もあちこちお席を移動してくださって、皆さんお話できたかな?




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