名古屋で開催しましたが、千葉、神奈川、兵庫、岐阜、三重、なんと佐賀からも!遠くから来てくださった方ばかりで驚愕しました(名古屋市民230万人いるんじゃないのか?私しかいないって…)。皆さま、ありがとうございました!
さて講座の主な流れはこうでした。
- 前半30分:歴史
- 真ん中1時間:ウェイト版の小アルカナ
- 後半30分:マルセイユ版の小アルカナ

歴史は1960年代カウンターカルチャーを中心に。当時は社会からはみ出た「愚者」たちが使ってたタロットが、わずか数十年で一般の人たちにも広く普及していった。タロットを使う層が変わり、タロットの使い方も変わったったようです。
カウンターカルチャーの民は、社会に適応できない/したくないから「どう生きようか」と考える必要があった。自己実現するためにタロットで気づきを得ようとした。
でも普通の社会でまぁまぁうまくやれてたら「どう生きるか」なんて考えなくても済む。モデルコースがあるから。そのコースを思い通りに実現できないときに悩みになって「いつ結婚できますか?」とかになるのか。

ロバート・C・コトレル (著), 伊泉 龍一 (翻訳)
社会の変革を目指したカウンターカルチャーの人たちが使ってたというウェイト版は、革命を起こしています!小アルカナで。
昔の小アルカナはこう

作者ウェイト&パメラが所属していた魔術結社ゴールデン・ドーンのタロットでも上のような棒だけ、剣だけのだったのが、ウェイト=スミスはこうなった↓

史上初の具体的な絵の小アルカナが生み出された!
イギリス初のタロットを出版するにあたり、解説書がなくても絵だけでわかる小アルカナが望まれていたならパメラはうってつけだったでしょう。舞台の仕事の経験があった彼女には、一目でわかるキャラクターを描くのはお手のもの。
じゃあパメラは何を元にこう描いたのでしょうか?
ゴールデン・ドーンが「設定」した小アルカナのキーワードが元、そのキーワードの元は古典占星術とタロットの組み合わせ。「数」の意味は関係ない。

マーカス・カッツ (著), タリ・グッドウィン (著), 伊泉龍一 (翻訳)
「数」のイメージを使うのはマルセイユ版。ゴールデン・ドーンの占星術対応とは違った「設定」がされた小アルカナです。
ワンドの2でサンプルリーディングしていただきまして、ウェイト版とぜんぜん違うのが明らかになりました。だから別々に学ばなきゃいけない、意味を使いまわせないってことです。
この日もウェイト版をお持ちの方が多かったですけど、マルセイユ版の明快さをご覧になって、ご興味を持ってくださった方もありました。マルセイユ推しの私にはうれしいな。
マルセイユ推しの映画監督ホドロフスキーさんのタロット本で書かれてる数の意味もおもしろいですよ。

アレハンドロ・ホドロフスキー (著), マリアンヌ・コスタ (著), 伊泉龍一 (監修), 黒岩卓 (翻訳)
ホドロフスキーの作品はカルト映画って言われます。私は好きなんですけど、普通の社会に適応してないからかな。
今日の歴史の話を聞いてたら高校生の頃を思い出しました。学校つまらん、進路も考えられない、みんなと話が合わない、ごくわずかな友人と「普通に生まれたかったなー。そしたら悩みなかったのに」て言い合ってました。「どうやって生きてけば?」て悩んでたあの頃、タロットを知ってたらもうちょっとラクだったのかなぁ。
講座後、懇親会ではないですが、伊泉先生とみなさんで軽食をご一緒しました。

伊泉先生と初のご対面だった皆さんも、リラックスしてお話してもらえたでしょうか。またお気持ちに合う講座がありましたら、いらしてくださいね!



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