最初は海外と日本のタロットの本の違いのお話から

伊泉先生が翻訳されてる本は文章が長いですよね。一方、日本で売れてるのは占い上の意味を単語で羅列したのが多いとか。そういう本を読んでタロットを始めるから、日本では意味を覚えて占うのが当然になってる?!
日本的な本に書かれてる意味が、恋愛の場合、仕事の場合などと分けられてるから、占いに来た人がどのテーマで悩んでるか聞かなきゃどれを当てはめたらいいかわからない。で、質問を聞いて、それに答える。日本式の占いができあがり。
この占い方をするからできなくなってる人がいるんじゃないか。じゃあどうすれば?

そもそもタロットには絵があるのに、意味=字だけで占うのもおかしな話で、絵を見て占う方法を教えていただきました。
例として「マジシャン」「塔」「隠者」の絵の描写から伝え方のお話。占いに来た人がイメージしやすくなる例え話の大事さね。本人が気づいて「そういうことかぁ」と思い当たってくれる占いがよくないですか?
「こうしなさいよ」と言ったり「こうなりますよ」と予言するより、その人が自分で「こうしよう」と思い至ってもらうほうが私は好みです。
占いをやってない人間が言うのもあれだけど、セラピーはこのスタイルでやってます。セラピストはその人が選んだ色のイメージを語っているだけ、話しながらクライアントが自分で気づいていかれる、可能性を見つけていかれる。
最後は直観と直感のエクセサイズでした。

ご参加の皆さま、絵が訴えかけてくるのを感じられましたでしょうか?
この日は時間外に伊泉先生がマジックまでご披露くださいました。初めてお会いする方がほとんどでしたが、アフターのお茶会でも先生とのお話を楽しんでいただけたかな。
リアルの講座でしかできない体験もあります。またお気持ちに合う講座があればいらしてくださいね。お待ちしてます。
来月の名古屋ではこんな講座もありますよ!

1回で学べるタロット――タロットができるようになるためのたった「4つの法則」
2025年1/20(月曜)
4時~16時(2時間1回)
会場:名古屋駅近く
受講料¥8,800
くわしくはこちら
78枚のタロット・カードの中の22枚の「大アルカナ」は、解説書も教室も多く学べる機会に恵まれています。
ですが、残りの56枚の「小アルカナ」については、簡単な占い上の意味のキーワード以上のことを詳しく学べる機会が少ないとよく言われます。
本講座では、あまり多くを語られることのない「小アルカナ」に徹底的に焦点を当て、語られざる「小アルカナ」の正体を明らかにしていきます。
単なる本に書いてある意味の丸暗記ではなく、「小アルカナ」をしっかりと理論的に学んでみたいという方には、今回の2時間の講座の内容がその入り口となるはずです。
タロットがまったく初めての方の入門編としてお役に立てるように、丁寧に分かりやすく解説していきます。
伊泉龍一先生からの講座案内文
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