次は「ウェイトがタロットを作ることになった時の状況」の話と伺っています。
本『シークレット・オブ・ザ・タロット』の、第3章「研究者ーA・E・ウェイト」、第4章「ウェイト=スミス・タロット・デッキ」を読んでみました。
訳註が大量です。
”明らかに著者たちの間違い”だから訂正されたところ、著者たちが言葉足らずなので補足されてるところ、たくさん。本文だけじゃなく訳註とセットで読まなきゃ間違えますね(この章だけじゃないですが)。
また、著者たちが引用しているウェイトの言葉が ”元の文脈から外して用いられているため、本来それらが何を言いたいかがわかりづらくなってしまっている”のも多々あり。
この本を解説していただいてありがたいですね!
個人的には第4章p.108.に興味をひかれました。パメラがエレン・テリーと過ごしたウィンチェルシーには、その昔、有名な画家さんも集ってたとか。
著者たちが「パメラに着想を与えたのと同じ景色ーー虹がかかり、遠くに小さな家があるーーが見られる」と紹介している絵「盲目の少女」はラファエル前派の画家ミレー作。
姉妹と思われる二人が、暴風雨の後、背景に見えるウィンチェルシーの町に向かう前に道端で休んでいるところ、だそうです。
よくない?(ミレーが描く女の子の絵、私はすきなんです)
「ウェイト版タロットを理解する」次回Zoomは7/7です。
講師:伊泉龍一先生
朝11時から20〜30分+質問・雑談タイム30〜40分
受講料フリー、入退室自由
開催日当日に↓のページ内にあるZoom入室リンクからご参加ください
https://thelema-s.com/online221111.html
これまでの動画は↓です
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