3年ぶりにリアル教室を開催することができました。初めてお会いする方も、久しぶりにお会いできた方も、遠くからも来ていただきまして、ご参加の皆さまには本当にありがとうございました。
講座はまず実際の占いを見せていただくことから。
高橋政昌先生には四柱推命で、伊泉龍一先生には伝統的占星術で、その方の生年月日から読み解いていただきましたよ。抽選に当たった方、おめでとうございました。
続いて、その占いの元となる思想(というんでしょうか)、昔の人たちがこの世界をどうとらえていたか、世界をどう分類していったかというところを両先生にお話いただきました。
伊泉先生は古代の宇宙観から(占星術を勉強された方はご覧になったことがあると思うあれです)。最初に見せていただいた古典の占星術はこの宇宙観からできていますね。
そして惑星たちはカバラ/生命の木にも取り入れられています。その生命の木にタロットが関連づけられた、また星々の影響が人の手に現れている、と手相まで紹介していただきました。みなさん、ご自分の手のひらを見てらっしゃいましたね。
政昌先生には東洋の万物創造神話から。何かひとつのものが天と地、陰と陽とふたつに分かれ、そこからまた分かれていってこの世界ができていったという神話がいくつも。
そこから東洋の占いに使われる十干、十二支などなど紹介していただいたのですが、ばらばらに生まれたものが長い歴史の中で統合され、合理的に体系化されてきた、中国の知性に感動しました。
ラストは西洋と東洋の思想の似てるとこを語っていただきました。
陰陽と生命の木の共通点、キリスト教の二元論に限界を感じた人たちが東洋思想を取り入れていったこと、などなど
これまで東洋の占いには親しみがない方も多かったかもしれませんが、今回のお話で東洋にも関心をもっていただけたかも。伊泉先生も「インスパイアされたなぁ。東洋やろうかな」なんておっしゃってましたね
ご参加の皆さまにもお楽しみいただけてたら幸いです。またどこかでお会いできる日がきますように。
ご参加の皆さまへのお土産、晴明神社の魔除煎餅、おみくじつきのいなり煎餅、下鴨神社の賀茂葵。
京都の更紗しおり様が、京都ならではの品々を集めてくださいました。ありがとうございました。
皆さんはおみくじ何でました?私のは謎めいた文言がおもしろかったです。皆さんにも楽しんでもらえてたらいいな。
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