2/24から魚座★伊泉龍一先生『神話で読み解く12星座の物語』講座ラストのサインです

この講座『神話で読み解く12星座の物語』は2022年4月に始まって約1年、とうとう最終章!ラストのサイン魚座は2/24から2回です。

心理占星術では「12星座は人間の成長段階」。牡羊座から一星座ずつ段階をふんで大人になっていくとするならば、魚座はいちばん成長しきったサイン?最後の魚座回で「成長段階」についてもまとめてお話していただけるようです。

Sidney Hall – Urania’s Mirror – Pisces

魚座の二匹の魚は、メソポタミアではチグリス川とユーフラテス川の合流を表したとか。砂漠を潤す生命の水? 山羊座から水瓶座へ「水と生命力」っていう話題が続いていて、水のサイン魚座でまたお話されると伺っています。

ギリシャ神話では、美の女神アフロディーテと息子エロスとも言われます。神々の宴会に突然怪物テュポンが現れたので、母子は川に飛び込み、魚に姿を変えて逃げた説(同じとき、山羊座で紹介されたパーン神は変身失敗して山羊魚になった)。

魚座のルーラー海王星の名になっているのは海神ポセイドン(ローマ名はネプチューン)

Étienne Jeaurat – Neptune 18世紀

海馬ヒッポカムポスがひく戦車にのり、三叉の鉾がシンボルです。ゼウスに次ぐ力を持ち、嵐や津波を起こす恐ろしく荒々しいポセイドンでは、「やさしい」とされる魚座イメージがひっくり返りそうですが

ユング派の「海=集合的無意識」という考えからしたら、荒れ狂う海も、そこに飲み込まれるのも、心理的な意味になるのかも。

海に引きずり込むのは嵐ばかりじゃなく、美しい歌声で航海者を惑わせ、溺死や難破させてしまうセイレーンもいます。

(セイレーンて人魚の姿だと思ってたんですけど、昔は鳥だったんですね。顔だけ人間女性の鳥↓こんなのがいっぱい飛んできたら怖い〜〜)

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『オデュッセウスとセイレーンたち』1891年

同じ主題で別の画家さんは半魚で描いてます↓(このころのイギリスではセイレーンを描くのがブームだったみたい。男たちを誘惑するファム・ファタール運命の女として)

ハーバート・ジェームズ・ドレイパー『ユリシーズとセイレーンたち』1909年

ほかにも多くの画家に描かれたオデュッセウス(ユリシーズ)とセイレーンですが、オデュッセウスの苦難はこれだけじゃない。前述の海神ポセイドンの怒りをかったため、航海はトラブルまみれで、ぜんぜん家に帰れない。

それでもあきらめない彼とその妻ペネロペの物語も、魚座の理解に重要みたいです。

この講座でテキストに使っている本「占星術と神々の物語―ホロスコープの中の元型」

神話で読み解く占星術の12星座の物語

魚座:2/24.3/10
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000

この講座でテキストに使っている本の魚座部分をPDFでお配りします。

ご予定が合わない方も録画受講していただけます。

お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html

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