11/11蠍座2回目★伊泉龍一先生『神話で読み解く12星座の物語』

蠍座はサソリだけでなく蛇や鷲でも表されますが、いちばんに思いつきやすいのは、やっぱりサソリでしょうか。

サソリは毒針を持つ生き物

アルテミス女神が恋したオリオンもサソリの毒に殺られました。

ダニエル・シーター『アルテミスと死せるオーリーオーン』1685年

だからオリオン座は蠍座と反対の季節に昇るのだとか。

誰がオリオンにサソリを差し向けたのか?大地の女神ガイアがorヘラがorアルテミス自身が、いくつも神話があります。

妹の恋愛に反対していたアポロンが蠍を放った説もあり。太陽神アポロン、蠍座と関連多くないですか???(大蛇ピュトン退治とか)

蛇も毒を持つのがいますね。見た目もなんとなく不気味。

でも蛇は知恵の象徴でもあります。ギリシャ神話の名医アスクレピオス(惑星編カイロン1回目で登場)の杖にも蛇がいます。

A statue of Asclepius. The Glypotek, Copenhagen.

アスクレピオスはアポロンの息子。ケイローン(カイロン)のもとで医術を学び、師を超える腕を得た。死者を蘇らせる術まで使い出したので、冥界の王ハデス(冥王星)の反感をかい、ゼウスの雷でうたれて死んだ、のちに天にあげられ、へびつかい座になった。

へびつかい座って、蠍座の終わりらへんにあるんですね。死者や冥王星(蠍座ルーラー)とも関連ある神話をみても、著者たちが蠍座の元型に入れるの分かります。

前回、毒を持つ動物のイメージから、蠍座が暗く否定的に言われたりもするという話もありましたが、著者たちは蠍座のポジティブ面を引き出そうとしているそうです。

蛇に咬まれるのが変容のきっかけになることも???

ちょうど今「毒」展やってますね。

特別展「毒」 <オフィシャルHP>
人間を含む生物に害を与える物質「毒」。本展では動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する「毒」について、動物学、植物学、地学、人類学、理工学と多角的な視点から、各研究部門のスペシャリスト9名が徹底的に掘り下げ...

2回目は蠍座の特性がもっとみえてくるでしょうか。11/11お待ちしています。

この講座でテキストに使っている本「占星術と神々の物語―ホロスコープの中の元型」

神話で読み解く占星術の12星座の物語

蠍座2回目:11/11
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000

ご予定が合わない方もあとから録画でも受けていただけます。蠍座1回目もアーカイブ配信できますよ。

この講座でテキストに使っている本の蠍座部分をPDFでお配りします

お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html

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