シュメール、バビロニア、ギリシャ、ローマ、インドなどを巡る古代の神々の物語
(Amazonより)
12星座と惑星の元型的な意味を「神話」を通して理解する
占星術の象徴を深く学んでいくための必読書!
講座でお先に読ませていただいた感想としては、占星術の本にのってるキーワードの元をたどれたり、一般的にあまり書かれてない性質も発見できたり、がありました。
たとえば水星を象徴する神は
- ヘルメス(ギリシャ)
- メルクリウス(ローマ)
- ネボ(バビロニア)
- トート(エジプト)
- ブダ(インド)
それぞれの神話を並べていくと、みんなに共通するとこもあるし、個性の違いもあります。それらをまとめて、水星とはどんな星か、こういう面もあるし、こんなとこもあるって説明されてます。
ひとつひとつの惑星やサインのイメージをもっと広げてみようと思われる方に向くと思います。
著者たちのスタンスがフェミニズムによってること、ユング心理学の影響を受けていて、話をあっちにもこっちにも広げていくスタイルで書かれていることから、好みはあるかもしれませんが。
テレーマで開催していただいてる伊泉先生の占星術講座では、この本の対象部分をPDFでお配りしています。
◆神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星)
◆内なる「女性性」の元型としての小惑星―女神たちの伝承と小惑星(ケレス・パラス・ジュノー・ベスタ)
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