皆既月食

昨夜は8時前からスタンバっていたのですが、残念、名古屋は雲が厚すぎた。スーパームーンの皆既月食、見たかったなー

しかたないから名古屋市科学館のライブ配信で、釧路から中継された月をみましたよ。

月がどうして赤く見えるか、解説もありました。科学の目線ではなるほどだけど、ふだん白く光ってる月が赤銅色に陰っていくのは、なんとなしに不気味ですね。

むかし、日食月食は不吉、見ないほうがいいって言われたのもわかる。

占星術では日月食は、太陽神や月神が悪魔に負かされる凶兆と解釈され、そこで影が太陽や月の面をよぎるあいだじゅうお祓いがつづけられる。

―中山茂「西洋占星術史―科学と魔術のあいだ」講談社学術文庫21ページより

ふと思い出して開いたこの本、上の文のあとにはバビロニア神話の神と惑星の対応が続いてました。イシュタル:金星、ネルガル:火星、マルドゥク:木星…これは今、惑星講座で聴いてるあれではないか。

初読のときはバビロニアの神の名なんて一つも知らなかったから、なにも記憶に残ってなかったけども、今みたら、あぁ。

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