NHK文化センターでの山田五郎さんの講座「知識ゼロからの西洋絵画入門」
地元で開催されてるときに受けそびれた「ダダイスムとシュルレアリスム」の回を、オンラインで受講できました。
シュルレアリスムは深層心理学の影響が興味深いです。
フロイトの無意識―自分が意識できない領域―や、ユングの集合無意識―個人を超えて人類みんなに共通するもの―を具現化しようというアート。
でも、意識できないものをどうやって出すの?
睡眠不足を極めたりドラッグきめたりでおかしな状態になってから、自動筆記にゆだねたんですね。
これを描こうとして描くんじゃなく、偶然生まれたものに深層心理を見出そうとする手法。ここでコーヒー占いや亀甲占いの話も出て、おぉぉ!でした。
偶然性を大事にするのはタロットもですよね。実際、シュルレアリストはタロットやってる人も多かったみたいで。
この本にもありますけど
シュルレアリスムの法王アンドレ・ブルトンをはじめ、女司祭レオノーラ・キャリントンが、ホドロフスキーに影響を与えたというね。
おもしろ。
今度出る闇の西洋絵画史シリーズも揃えたいなー
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