水曜のカバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロットの雑談コーナーで紹介がありました。ポール・フォスター・ケースさん。
アメリカ人で、メイザース(ゴールデン・ドーンの主要メンバー)の結社にいて、のちにアメリカで自分のオカルト結社を作ったんだそうですわ。ウェイトとも文通してたとか。
この人もタロットをやってて、ウェイトと同じく、生命の木をもとにしたタロットの解説書も出しているということなのですが
わかりやすいんですって。ウェイトより後の時代だからか、イギリスじゃなくてアメリカだからか、秘密めかさず、はっきり書いてると教えていただきました。
伊泉先生が本の中身を一部見せてくださったんですが、
絵柄はウェイト=スミスにそっくりですね。
ご参加されてた方からは「ウェイト版のが洗練されてる」「これは色がきつい」というご感想もありましたが、自分で塗るなら何色にしますか?
ポール・フォスター・ケースは、色がつけてなくて自分で塗るタロットも出してるってことに、私は興味を持ちました。ゴールデン・ドーンではタロットを自分で一から描かなきゃいけなかったというから、塗り絵はその簡易版?
↑Amazonで見つけてもらいました。
この人について知らなすぎて、タロット大全を読み直してたんですけど、アメリカのタロットって、20世紀後半からの心理学的なタロットしか印象がなかったなぁ。20世紀の初めに、アメリカでもオカルト・タロットがあったとは。
ウェイトやクロウリーのような知名度はないケース氏だけど、あのホリスティック・タロットの著者、ベネベル・ウィンさんもケースの影響を受けたということでアメリカでは認知されてるんでしょうか。
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