天動説の絵本

インフルエンザも気になる季節になってきたのかな。

昔の人は、なんかわからないけど流行するこの病気を、星から降ってくる何かのせいだと思ってたとか。influence影響。

今のインフルエンサーはものすごく地上的だけど。

人間がどうにもできないことは星、天の神様に祈るしかない。わからないことが多かった昔の人たちが、世界をどう見ていたか?

とってもやさしく描いた本を、貸してくれる人がいました。

天動説の絵本 (安野光雅の絵本)


―てんがうごいていたころのはなし―

ということで、昔の宇宙観、占星術でも出てくる玉ねぎ状の天球の話もあります。そこからどう地動説に移っていったか、人々が少しずつ発見していくさまが描かれてるんですよ。

その昔、人々は太陽系の仕組みはもちろん、地球が丸いことさえ知らなかったけれど、よくわからないからこそ想像力が羽ばたいたんでしょうね。

想像はひどい迷信も生んだけれど、錬金術や占星術のような文化も生まれた、そう思うと昔の人にありがとうという気持ちになるなぁ。

素敵な本を貸してくださってありがとう!

名古屋市科学館にある18世紀のアイジンガー・プラネタリウム

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