カラヴァッジョ展

カラヴァッジョ展、いってきました。

『法悦のマグダラのマリア』も強烈だったけど『ゴリアテの首を持つダヴィデ』に吸いよせられたなぁ。

そういえば先に開催された札幌会場では、一部の作品が日本に届かないまま会期が終わっちゃったとか。

そのひとつが「女占い師」という絵だそうで。

手相見?男性の手のひらをなぞっていますけど、手をとりながら男性の指輪を抜き取っちゃうんだとか。占い師というより泥棒やん。

カラヴァッジョには「いかさま師」という絵も(「女占い師」も「いかさま師」も名古屋で展示はありません)

こっちはカードゲーム中、一人の坊っちゃんをカモに、合図を送り合う二人の詐欺師たち。悪い顔してるー。

描かれたのは16世紀イタリア、絵に見えてるのはトランプだけど、タロットも使われてたのかなーと想像が膨らみます(カラヴァッジョはミラノ出身、スフォルツァ家とも関わりがあったと知って)

こういう場にはペテン師もわらわらと集まってたんでしょうかね。

マジシャン1LeBateleur

いかさまをする人物はギャンブラーの大敵、だから「奇術師」はゲーム上いちばん弱いカード(1番)にされてるというのも思い起こされるなぁ。


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マルセイユ・タロット大アルカナ集中講座(全4回)

2回目:11/11(月)、3回目:11/25(月)、4回目:12/9(月)
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