レポ★タロットが語る「人生の物語」2日目2019/9/22横浜

前日に続き二日目。一日目はこちら

自分が世界をどう見ているかが自然と言葉に出ちゃうんですって。

心が「傷つく」「凹む」の例がとてもわかりやすかったなぁと思うのですが、言葉によって世界が違ってくるというお話から、リヴィジョンの説明へ。

大アルカナなら22通りのイメージがあります。「今のあなたの状況を○○のカードのように想像してみたら?」別のカードなら別のメッセージが出てくるでしょう。

こう書くと「当たり前でしょ」だけど、占うときについ自分の考えが入ってしまうかもしれないって思っておかないと危ないですね。最初に聴いたように、無意識に言葉に出ちゃうなら。

たとえば占い師さん自身が「とにかくやってみたほうがいい」と思ってると、どのカードが出ても「とにかくやれ」というメッセージになってしまう、というのを、「魔術師」と「隠者」を例に説明していただきました。うん、ありそう…

願望実現系占い師さんの例は「力」で。このタイプだと、叶わない願いもあるというカードは読みにくいでしょう(個人的には余談の「呪い」話がおもしろかったー)

大アルカナ全体から4枚のカードを関連付ける方法も、お聞きすることができました(今まで福岡でしかされてないそうです)

  • 7-13,8-12、9-11など足して20になるカードを対比してみる
  • 7-17,3-13,9-19と一桁の数字が同じものを対比してみる

このミックスですね。今までの受講歴によってはまだピンとこない方もあったかもしれないですが、たくさん受けてきた方には新鮮だったのでは?

大アルカナを今回しか受けてない方は、伊泉先生のご本も読まれてはいかがでしょう。

そしてここから19太陽、20審判、21世界へといたるところは、正解がない世界でどう生きてくかの指針のように思えました。

「私はこうして成功した」系のセミナーや本はその人の場合であって、みんなに当てはめられないですもんね。個々に違う「人生の物語」をどうするか。

私なんかは、人生これでいいのかなと思うことが多いほうですけど、わからないまま何とかやって、「世界」を感じる瞬間があればしあわせだなと今は思います。

ご参加の皆さまには、二日間ありがとうございました。

伊泉先生のサイト「運命の世界」という名前に隠された秘話?もおもしろかったですが、マルセイユ版講座こそ、そんな先生の本領が発揮されたんじゃないかな(個人の意見です)

春からの横浜マルセイユ版講座、コンプリートされた方も多数いらっしゃいます。半年間、本当にありがとうございました。

次のリクエストもいただいておりますけれども、また開催できる機会に恵まれましたら、どうぞよろしくお願いします。

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