初めてタロットを学ぶならウェイト版?マルセイユ版?

「伊泉先生のタロット講座では、マルセイユのが初心者向けです。ウェイト版のがむずかしいですよ」とご説明してますが、今となってはそうでもないのか?どうなのか?!

昔のウェイト版講座は、作者自身の解説本を一文ずつ読みながら「精霊のサイン」とは?「秘儀の原理」とは?など、ウェイトの神秘主義思想をひたすら学ぶものでした。

「このカードが出たら?」など占いの話は一切なし。占い目的の人は、回の途中でほとんどお辞めになりました。

最近だと、以前と同じテキストは配られても、神秘主義の詳細には触れず。ウェイト自身の解説本(1910年出版)よりも、1960年代以降の新しい解釈を多めに使う解説に変わってきてるように思います(私見です)

前と比べたら、占い寄りの、ずっとやさしい内容になってるから、今のウェイト版講座なら初めての方でも、占い目的の方でも大丈夫かなと思いますが。

とはいうものの

作者の思想を表現したタロットである以上、その元になる「カバラ」「生命の木」を知っておいたほうがいいし、

海外で主流の心理学的な解釈を取り入れるには、ユングやトランスパーソナルやなんかの心理学の知識もあったほうがいいですし。

学ぶべきことが多いタロットだとは思います。

その点、マルセイユは気楽。カバラとか関係ない伝統的なタロットだから。

伊泉先生がわざわざマルセイユ版で講座をされているのは、これなら初心者でも始めやすいとお考えだからで、マルセイユの大アルカナ講座で「むずかしかった」というお声は記憶にないです。

マルセイユ版って、みんなが嫌がるカードの絵にも、どことなくおかしみがありません?深刻に思い詰めるより、悩み自体を笑い飛ばせるような感じがして、私はすきなんですけど(すきずきですよね)。

10月から、たまたま同じ時期にウェイト版とマルセイユ版、両方の講座が始まります。どっちがいいかなぁと悩む方は、初回だけでも両方受けていただくと、テイストの違いがわかると思いますよ。

「世界」からたどるウェイト版大アルカナと生命の木(全2回)

10/6(日)12/8(日)
時間:2〜6時(4時間)
講師:伊泉龍一先生
会場:名古屋市内
受講料:1回¥12500,2回分¥24000(前払い)

大アルカナ最後のカード「世界」から「死」までを、生命の木と合わせて解説していただきます。

マルセイユ・タロット大アルカナ集中講座(全4回)

10/7(月)11/11(月)11/25(月)12/9(月)
時間:12:30〜4:30(4時間)
講師:伊泉龍一先生
会場:名古屋栄
受講料:1回¥12500,4回分¥48000(前払い)当日現金払いは1回¥13000

タロットがまったく初めての人でも安心の大アルカナ講座です。ほかで習ったけど使えてない方の学び直しにもぴったり。

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