トート・タロットの世界1回目2019/1/21名古屋

逆光…

トート・タロットの世界―生命の木と占星術、 初回はこの辺が中心でした。

  1. 「黄金の夜明け団」について
  2. クロウリーの基本哲学
  3. チャネリングについて

クロウリーは何とも不思議な人ですね。多芸多才で、ケンブリッジでちゃんとした教育も受けていながら、ドラッグ常習者で…逸話に事欠かない…

そんな彼が作ったトート・タロットとは何なのか?

クロウリーが所属していた「黄金の夜明け団」のカバラの教えが入っている、ということで黄金の夜明け団についての解説から始まりました(生命の木講座などではおなじみですけど、はじめて聴く方もいますもんね)。

いつ誰が作った団体で、どんなことをしていたのか、教えの元はどこから来たのか、そこでクロウリーが何をしたのか…など

もうちょっと知りたい人は、下の本もご参考になるかもしれません(伊泉先生の本ではありませんけれど)

かのウェイト版タロットの作者、アーサー・E・ウェイトも黄金の夜明け団メンバー。同じ団にいたのに、二人の考え方や振る舞いを比べると、なんて対照的なんでしょうか。

その違いがタロットの違いにもなってるんですね。例にあげられたのが№20、ウェイト版の「審判」はトートでは「The Aeon」、キリスト教の最後の審判とはまったく違う絵になっています。

なぜ変えたのか?

キリスト教道徳はもう古い、「信じる者は救われる」式生き方から「意志」で生きる人間へ。 新しい時代の思想を打ち出したんですね。 来たるべき時代の新たなるタロット☆

そういうクロウリーの基本哲学が書かれているのが「法の書」だそうで

この「法の書」はチャネリングによって書かれたもの。そこで、チャネリングとは何ぞや?という話に移りました。

天使、守護霊、 宇宙人、 亡くなった人、などからメッセージを受け取ることができる、という人たちがいます。それってどういう現象なの?霊的存在と本当にコンタクトとれるの?疑問だった人には、すっきりする話だったかも。

伊泉先生のスピリチュアリズムやアラン・レオの占星術講座も受けてる方は、前にも聞かれてるとこですが…先生はもっと話したそうでしたね…

1回目は背景知識が主でした。受けられた皆さま、いかがでしたでしょうか?

ご感想を伺えた方々からは「脱線は想定内」「これはこれでおもしろかった」「ほかでは聞けない話だからよかった」というお声もいただきましたが…

「もっとカードの説明が聴きたかったのに」という皆さまには、二回目にご期待いただけると幸いです。

先生から「次回はトート・タロット自体の話もするし、作者クロウリーによる占いメソッドも紹介する」と予告されてましたよね。

トート・タロットの世界―生命の木と占星術(全2回)

次は2/4(月)1~4時、 名古屋栄テレビ塔周辺にて

残席わずかです。次回のみのご参加希望の方はご相談ください。

伊泉龍一先生のトート・タロットの世界―生命の木と占星術

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