異文化を垣間見る

見たことあるの少なかったなぁ。これからこのリストを参考に見てみよう。

ジャームッシュの「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」があってうれしい。あれは映像がきれいで好きだったー。

意外だったのは 「ホーリー・モーターズ」がランクインしてること。

レオス・カラックス監督には、昔どはまりしてました。この映画は久しぶりの長編だったけど、日本じゃとくに話題にもなってなかったから16位とは驚いたな。

ヨーロッパの映画はひそやかに上映されてますよね、ミニシアターで。 アメリカ映画は派手派手しい宣伝とともに大量に入ってくるのに。

こういう環境だと「西洋世界=アメリカ的なもの」と刷り込まれてく気がするけど、ヨーロッパ映画を観ると、逆にアメリカのほうが特殊な国なんだなと気づきます。

映画のおもしろみのひとつは、異文化を垣間見ることじゃないですか?フランスにはフランスの、ドイツにはドイツの、イタリアの、スペインの、フィンランドの生活スタイルがある(ヨーロッパ以外ももちろん)

その土地の人には当たり前なことが、他の地域から見たら珍しいもの。おそらく翻訳できない言葉がいっぱいあるんだろうと思うんです。その場所固有の考えとか。

そういえばお正月に読んでた本、マルクス・ガブリエルの対談にもそんなようなことが出てきました。

たとえば「friendship」、友情のもつ意味の違い。

アメリカ人なら関心が共通していれば「友だち」、でもヨーロッパ基準だとそんなの友だちじゃないんだとか。「友だち」とは「親友」を指すもので、ドイツ人が友だちと縁を切るのは離婚するより難しいそうで。

ほかにも「ドイツ人はみなドイツ観念論でつながっている。キリスト教徒が聖書を共有するように」も目から鱗。下のも読みたい…

木星が♐にいる時期だし。遠くに目を向けたいですねぇ。

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