8ハウス「死と再生」

豆苗が育つとサヤエンドウができるって聞いて、植えてみたんですけど。

一向に花が咲かないんですよ。葉っぱはぐんぐん伸びてるのに、、花がなくては実がならない。うーむ。

最近耳にする、次世代を残せないように加工されたタネなのか???いや、きっと土壌不良なんでしょうけども、実を残せずに枯れていくのか…。

植物を見てると、死と再生のサイクルを思います。

伝統的占星術だと、12ハウス全体が「死と再生のサイクル」を表しますね。ハウスの区切りは1日24時間を12で割ったもの。朝、太陽が昇って、だんだん日差しが強まっていき、やがて暮れて、真夜中を迎え、また夜明けがやってくる、それぞれの時間帯に沿う意味がハウスにつけられてます。

日没前の8ハウスで死を意識し、ぐるっとめぐって2ハウスで再生。

これが、現代の占星術になると、8ハウス単体が「死と再生」になるんですよね。肉体的な死じゃなく「心理学的な死」も入ってくるから、ここで再生しないと人生を見失うからか。

打ち込んでいた仕事を失う、子どもが巣立って母というアイデンティティを失う、など、大事なものを失くしたら、心は死んだも同然。でもそれは、新しい自分になるためのきっかけでもある。古い私にサヨナラして、また別の私をつくっていこう!終わりは始まり。

痛みを味わい、新たに再生した暁には、もっと広い視野を持てる。人生の意味を問いたくなる→9ハウスへ。

人間が成長していく順に進むのが、心理占星術のハウスのおもしろいとこですね。

月曜のハウス講座は、9ハウスの途中から12ハウスまでです。

心理占星術のハウスを学ぶ人間成長のプロセスとしての12ハウス(全2回)

6/11(月)1~4時(3時間)
伊泉龍一先生
名古屋栄にて
受講料¥9,500




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