本音

名古屋についてしばしばこう聞きます。「街もつまらん、人もつまらん、ほんっとにおもしろみがないとこだよね」。一方で、こうも聞きます。「名古屋って住みやすいいい街だよね」

どっちを言われても「そうね」と答えてます。両方、そう思うから。

ただ、「本音はひとつのはず、どっちかだけでしょ」と思われる方もあるから、言葉はむずかしいですね。

たとえば「今度の仕事、楽しみなのよー。片道2時間かかるのはしんどいけどね」て話したら、なぜか「あの人、ほんとは行きたくないんだって」と伝わっていて、えぇぇっ?!とか。

そういうことを思うに、「あの人の本音」として何か見聞きしても、そのまんま受け止めすぎないほうがいいのかも。

言葉でどう聞いたとしても、実際のその人がどう行動してるかのほうが、ほんとのところを表してるんじゃないのかな。占星術でいう太陽のように、表に出てることだけ見る。

「ダイエット中なの」「じゃあ食べないよね」「いやいや、いただきまーす」なんてふつうにあるけど

食べたんだったら「おいしかったね」で終わればいいとこを、「やっぱり嫌だったかな」「ほんとはどうなんだろう?」月のように想像しだしたらキリがない。キリがないほうをやりがちな私は、太陽の見方も意識しないとバランス崩すんだろうなという自戒。

 




コメント