先日の西洋占星術と神智学の講座で歴史を聞いて、あらためて「19世紀」は興味深い時代だなぁと思っています。
現代のタロットのもとになった黄金の夜明け団、今の占星術やスピリチュアルに取り入れられた神智学、どちらも19世紀の終わりに同時多発的に誕生。それまでとは違う新しいものがここから始まったんですよね。
個人的な興味の話であれですが、西洋絵画も19世紀が変わり目なんですよー。
先日↑これを聞いてきましたら、話がオーバーラップして
占いの歴史だと
18世紀啓蒙主義は「理性」中心→これに反発して「感覚」重視のロマン派がでてくる→ロマン派直系でオカルティズム誕生→黄金の夜明け団結成→ウェイト版など現代のタロットが生まれる。同時期に神智学協会設立→この教えから伝統的占星術の技法を捨てた現代占星術がはじまる
絵画史だと
セオリーどおりに「理屈」で描く保守本流のアカデミズムに対して、反体制のロマン主義が登場。お約束の技法を捨て、描くものも変えた→西洋絵画400年の歴史が解体→近代絵画のはじまり
産業革命の影響が大きいのもそうだし。おもしろ。
「さっきからさー『黄金の夜明け団』て何よ?」って方いらっしゃるでしょうか。ウェイト版タロットやトート・タロットの作者が所属していた団体です。
この団の秘密の教え「カバラ生命の木とタロットの対応」から生まれたのが、上記タロットなんですね。絵に隠された意味があるのです。
そのへんをお聞きになりたい方は、来月のこちらへぜひ!
◆1からはじめるタロットとカバラ
―生命の木のセフィラーとパスの意味でカードの絵を理解する
2018/1/21(日)
1:30~4:30(3時間)
伊泉龍一先生
広島八丁堀にて
受講料:¥9,500
お問合せ・お申し込みは
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