伊泉龍一先生が「占星術の惑星」について動画を撮影してくださいました。現代占星術を学んでいる方も、これから占星術を学びたい方も、きっと「へえ!」と思える内容かと思います。
現代占星術と古典占星術、惑星の理解が違う?
伊泉先生には当チャンネルで以前、現代占星術の惑星について解説していただきまして
その中では「パーソナルプラネット」「ソーシャルプラネット」「トランスパーソナルプラネット」といった分類を紹介していました。
これは20世紀半ば、ヒューマニスティック心理学やトランスパーソナル心理学といった心理学の影響を受けて生まれた概念だそうです。
でも今回の動画で先生が話してくださったのは、心理学という学問分野が生まれるよりもずっと昔——古代の占星術における惑星の考え方です。
カルデアン・オーダー:古代の宇宙観
動画の中で先生は、手書きの図を使って説明してくださいました。

中心に地球があり、その周りに同心円状の天球層が重なっている——これが古代の人々の宇宙観です(もちろん、現代の天文学とは異なります)。
そして天球層は、地球に近い方から順に: 月→水星→金星→太陽→火星→木星→土星
この順番を「カルデアン・オーダー(カルデアの順番)」と呼ぶそうです。古い時代の宇宙観、天体のイメージ。
伊泉先生が教えている「生命の木」の図も、この宇宙観をもとに作られたもの。地球(10番)、月(9番)、水星(8番)、金星(7番)、太陽(6番)、火星(5番)、木星(4番)、土星(3番)と並んでいるます。

「熱い/冷たい」「乾燥/湿っている」で惑星を理解する
そして今回、先生が特に強調していたのがこのポイントです。
古典占星術では、各天体に「熱いか冷たいか」「乾燥しているか湿っているか」という属性が割り当てられていて、この属性が惑星の意味を理解する鍵になるんですね。
現代占星術でよく使われる「ギリシャ神話・ローマ神話と結びつけた解釈」は、実は最近——1970年代や80年代にユング心理学の影響を受けた占星術家たちによって広まったもの。古典占星術では神話は使われてない。
神話をもとに解釈するのはこの本で

土星が「制限」を意味する理由
動画では、太陽と土星を例に説明してくださいました。
太陽: 熱くて乾燥している。これは直感的にわかりますよね。太陽の熱は熱いし、太陽光が強く降り注ぐと地上は乾燥します。
土星: 冷たくて乾燥している。太陽から最も離れているから冷たい。そして土星が支配している時期——山羊座と水瓶座の時期(12月終わりから2月終わりごろ)は、冬。冬は冷たくて、肌も乾燥しますよね。
ここからが面白いところです。
冬は植物が育たない。作物も実らない。果実も取れない。動物も冬眠していて狩りにも行けない。つまり、食べ物が豊富じゃない時期。
食べ物が限られていたら、どうする? 食べる量を制限するしかない。だから土星は「制限」というキーワードが割り振られている、聞けば納得じゃないですか?
3月18日から、オンライン講座がスタートします
今回の動画はあくまで入門編。本編のオンライン講座では、七つの天体すべてについて、こうした視点から丁寧に解説していただきます。
わかりやすい例え話をあげていただくので、初心者様も大丈夫ですよ!
漠然と言葉だけを覚えていた惑星の意味が、「ああ、そういうことなのか」と理解できるようになる、それが伊泉先生の講座の魅力と思います。ぜひご予定ください。

講座名: 占星術の「惑星」の意味を深く学ぶ――カルデアン・オーダーと熱/冷、乾/湿
日程: 2026年3月18日、4月1日、4月15日(全3回) 水曜 20:00〜21:00
講座の詳細・お申し込みはこちら: https://thelema-s.com/online260318.html


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