はじめに
伊泉龍一先生は現在、引き寄せの法則やポジティブシンキングの「歴史」を扱った本を翻訳されているそうです。(※2026年頃の出版予定とのことです)
その翻訳作業中に気づかれたのが、ポジティブシンキングと生命の木(カバラ)が似ているということ、そしてポジティブシンキングと一般的な占いは水と油だということです。
引き寄せの法則の歴史
動画の中で先生が解説されていたのですが、「引き寄せの法則」という言葉は、この20年ほど日本でもよく聞かれるようになりました。しかし、この概念は最近生まれたものではないそうです。英語圏では100年以上前から使われている考え方なのだとか。
昔は「ポジティブシンキング」、その後「思考は現実を作る」、最近では「潜在意識を変えれば現実が変わる」など、表現は変わっても、根底にある思想は一貫しているとのことです。
伊泉先生が指摘するポジティブシンキングと占いの決定的な違い
動画の中で先生は、ポジティブシンキング(引き寄せの法則)と占いは、実は水と油なのではないか?という重要な問いを投げかけています。
ポジティブシンキングの前提:「変える」
ポジティブシンキングの根本にあるのは、「変える」という考え方です。
- 思考を変えれば現実を変えられる
- 潜在意識を変えれば自分の思い通りになる
- 自分の人生を変えていける
つまり、能動的なのです。未来は決まっていない、だから変えられるという前提に立っています。
一般的な占いの前提:「決まってる」
一方、一般的な占いの認識はどうでしょうか?
- 「私って結婚できますか?」→「できるわよ」
- 「子供は何人生まれますか?」→「二人よ」
- 「この人とうまくいきますか?」→「この人はダメよ」
このやり取りには、ある前提があります。それは、未来が「決まってる」という前提です。
どこまで完璧に決まっているかは人によって考え方が違うかもしれませんが、大なり小なり「決まっている」ことを前提にしているのです。
根本的な矛盾
ポジティブシンキングは「変える」ことを前提にしています。これは、そもそも決まっていないことを意味します。
もし未来が決まっているなら、変えることなどできないはずです。
だから、この二つは水と油なのです。
講座での実例
興味深いのは、先生が実際の講座などで生徒さんと話していると、多くの人がこの矛盾に気づかずに両方を実践していることだそうです。
先生が例として挙げられていたのは:
- 5分前には「潜在意識を変えるセミナーに行ってきた、すごく良かった」と話している
- 5分後には「ホロスコープを見ると、○○座に○○があってアスペクトが××だからこうなのよね」と決まっている前提の話をしている
一人の人間の中に、本来は相矛盾する考え方が混在しているというのです。
「決まってる」思考の問題点
先生によれば、「すべてが決まってしまっている」という考えに偏りすぎると、生き方が能動的ではなくなるとのこと。
ポジティブシンキングの方は、「変えられる」という前提があるからこそ、変えようとする能動的な動きが生まれます。
しかし「決まっている」という前提では、そのような能動性は生まれにくいと先生は指摘されています。
まとめ
今回の動画で伊泉先生が解説されたように、ポジティブシンキング(引き寄せの法則)と一般的な占いは、根本的な世界観が異なります。
- ポジティブシンキング:未来は決まっていない、だから変えられる(能動的)
- 一般的な占い:未来は決まっている、だから見える(受動的)
この矛盾を理解せずに両方を実践することは、思考の混乱を招く可能性があるということでした。
次回はこの話をさらに深めて、生命の木とポジティブシンキングの共通点についてです。お楽しみに。
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