生命の木を使ったタロット・リーディング 【隠者】伊泉龍一先生のYouTube大アルカナ解説

YouTubeでいただいた質問

生命の木とタロットは結びつくけど、占いの際には生命の木は特に関係ないみたいな情報を見かけたりするのですが、どういう事なのでしょうか。(生命の木はほぼ知らないです)

お答えは?

生命の木を使わないでも占える、でも使えばもっと深まる。

どんなふうに深まるのか?一枚引いて、伊泉先生のリーディングを見せてくださってます。出たカードは「隠者」

まず(生命の木を使わないで)絵を見てのリーディング、そのあと生命の木を使ってのリーディングをされてます。

見比べると、伝統的なタロットの隠者さんよりも、ウェイト=スミス版のほうが世間と離れてる感じが出てる。雪山?の上にぽつんとひとり。マルセイユ版は目をしっかり開いて前を見てるけど、ウェイト版はうつむいて足元を見てるのか目を閉じてるのか。

パメラ作のカードの中で「隠者」は個人的に好きな絵です。この「隠者」を眺めてると自然と考え事しちゃう。その時々の「どうしたものだかなぁ」に始まって、「私ってなんなんだろ」「人生って」までが1セットで、考えながらだんだん憂鬱になってしまうのだけれども

生命の木の意味が加えられたら、絵のイメージよりもポジティブじゃないですか?「隠者」はセフィラー6(太陽)と4(木星)をつなぐパス。惑星の意味からしたら、陰鬱になってる場合じゃない、明るく考えよう!と促されない?

よかったら2023年の「隠者」解説動画も合わせてお聞きになってみてください。

今と違う自分になれる可能性があるってきいても、前は半信半疑でした。劇的なメタモルフォーゼを想像しちゃってたから、はは。

そんな大袈裟なものじゃなくて、ふとした選択から変わることもある、と今はわかります。

ちょうど上の「隠者」を録ったころでした。それまで遠慮してたとこに行ってみたら、思いがけない展開があり、それまでにない私が現れた。

ある瞬間の選択、行為が、「隠者」の”握った手”を開かせる、変化の可能性はいつだってあるんだなぁと知った体験でした。皆さんもある?

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