朝からヘリコプターが飛んでる音が響いてました。名古屋ウィメンズマラソン。
昨日は国際女性デーでしたね。3月8日になったのは1908年にアメリカで女性が婦人参政権を求めてデモを行った日だからとか。

婦人参政権デモより50年ほど前の、19世紀半ばのアメリカでは、女性に期待されたのは家庭の守り手でだったようです。
読み始めたこの本『スピリチュアリズムの時代1847-1903』第1部 第2章「ムーヴメントのはじまり フォックス姉妹による霊との交信」から

伊泉龍一 (著)
外で仕事してくる男の人たちが家庭に帰ったら女の人が癒してくれる、男性の理想の「女らしさ」–純潔で従順で自分を犠牲にして他人に尽くす–が押し付けらてた。などを知りました。
これは古典の占星術での「太陽」と「月」を思います。太陽(=男性/夫)は昼間公の場で輝き、月(=女性/妻)は家の中、見えない働き。光と闇、活動と休息、能動と受動、意識と無意識、反対の天体。

2世紀の占星術と19世紀半ばのアメリカ、1700年も経ってるのに性別役割分担が変わってないという衝撃!スピリチュアルの本だけど、社会学?歴史もおもしろいです。
そんな1850年代、女性が公の場で演説するなんてありえなかった、だけど霊の媒体としてなら演題の上で喋ってよかった。ただそれは女性の権利が認められたからじゃないの。
霊たちのメッセージを伝える媒体になった女性トランス・ミディアムたちの発話は、女性自身の言葉でなく、受動性の下で霊という他者による操られた無意識的なものと考えられていたがゆえに
『スピリチュアリズムの時代1847-1903』第1部第3章「社会改革運動の夢 霊的テクノロジーから霊的社会主義のユートピアまで」から
本人の意見じゃないから聞いてもらえたというね。教育を受けた知性ある男性が語れば「自分の知識では?」と疑われるかもしれないが、未熟な女性が語れば霊の言葉と信じてもらいやすかった、つまり空っぽだから霊媒になりえた?なんだかな。
それでも、こうして公の場で女性が話せる道筋ができたのが、のちの参政権運動へもつながってたのかなぁ。ジェンダー平等はまだ道半ばにしても、今の女性が外に出られるようになったのはミディアム霊媒のおかげもあるのかもしれないね。



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