伊泉先生から「占いやってて困ってることある?」という問いかけから始まりました。
プロの占い師さんも、まだ練習中の方もいらっしゃいましたが、相談者の方からいろいろな質問が投げかけられてるんですね。
先生からのお答えのひとつは、聞かれたことに答えるのが占いという思い込みをひっくり返さなきゃいけない、ということです。
例題として「離婚するか、しないか」をこの3枚でサンプル・リーディングしてくださいました。
質問に答えないといっても、「そんなのわかりません」と突き放すんじゃなくて。「まず出てるカードのことを話しますね」とカードのメッセージを伝えながら、相手が自分を見つめ直せるようにもっていく、リヴィジョンの実践を見せていただきました。
伊泉先生の大アルカナ、小アルカナ講座は受けられてる皆さんでしたが、習ったことを実際の占いでどう伝えるか、今回のリーディング講座でより明快になったんじゃないでしょうか。質問に引っ張られず、お話を進めていく先生の話術に聞き入りましたよね。
するかしないか決めてあげるんじゃなく、本人がご自分で決めるための助言になるカード・リーディング。こんなふうに占えたらいいなと思う皆さん、ぜひやってみてくださいませ。
グループ実習は、まずマルセイユ版用の6枚出すもの、次にウェイト版用の9枚出すもの。使うデッキによって、スプレッドも使い分けたほうがいいということ。
小アルカナが具体的な絵になってるほうがやりやすいスプレッドもあれば、やりにくいのもあるってことでした。マルセイユ版の小アルカナは絵は抽象的だけど意味ははっきりしてる、逆にウェイト版は絵はわかりやすいけど曖昧、特性を使い分けて占うといいようです。
実習してみて、占った人、占われた人、それぞれ質問もでました。
このときの質問へのお答えは各カードの意味の復習にもなりましたし、実際の占いと同じく相手の話を聞いて応える中では、ふだんの大アルカナ講座でお話しされる以上のことも引き出されて、新鮮というか、生ものの占いを見せていただけたと思います。
ご受講された皆さま、いかがでしたでしょうか?
こちらは1回完結講座でしたが、皆さんとまたどこかでお会いできるといいなぁ。
来月の名古屋では1回完結のタロット講座もありますよ!
1回で学べるタロット――タロットができるようになるためのたった「4つの法則」
2024年12/16(月曜)
13:30~16:30(3時間1回)
会場:名古屋駅近く
くわしくはこちら
どうすればタロット占いが上手にできるようになるのか?動画を見たり、教室に通ったりしてみたけど、なかなかうまくカードが解釈できないのはなぜか?これらはよく尋ねられる質問です。
長年タロットに触れてきて常々思うのは、実はタロット・リーディングはたった「4つの法則」を知っているかどうかにかかっているのではないかということです。
従来のタロットのやり方に限界を感じている方も、今回の「4つの法則」を基に新たなタロット体験へと開かれていくはずです。
これからタロットを学んでみたい、または少し学んだことがある、または長年やってきたけれどもっとステップアップしてみたいという方はぜひご参加ください。
伊泉龍一先生からの講座案内文
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