前日に続く4回目はコート・カードと占い方を習いました。3回目はこちら

コート・カードは、マルセイユ版とも共通することがあります。ワンド、カップ、ソード、ペンタクルが火・水・空気・土の四元素に対応してること。
土は、マルセイユ版はコインでしたが、ウェイト版はペンタクル(五芒星)に変わってます。わざわざ変えたのは、金貨の絵だとお金をイメージしちゃうからですかね。
ペンタクルのマークは、物質(=四元素)に、物質を活性化させる第五元素が加えられたもの。また、五芒星は上に向かうスピリットを表すもの(マルセイユ版小アルカナ/数秘の5でお話ありました)。土の物質的なものだけを求めるんじゃなくて、人生で大事なこと、意味あることを見つけようとするのがペンタクル。物質性とスピリチュアリティの両方なんですね。
ほかにも違いがあります。マルセイユ版はネイブ・ナイト・クイーン・キングにも四元素を当てましたが、ウェイト版は当てはめない。
ウェイト版のコート・カードは、ペイジからナイト→クイーン→キングへ成長していくとみるんですね。(レイチェル・ポラックさんの本『タロットの書 叡智の78の段階』もご参照ください)

ウェイト版コート・カードの成長段階についてはYouTubeでもお話されてたように思います。
さて講座では、ウェイト自身のテキストもみながら、もっと解説していただきましたよ。人物のイメージとして見るコート・カード、16人それぞれどんな性質をもつのか。
この日もカードを並べて。

幼い感じのペイジから成熟したキングへ、成長段階が見事に描き分けられてます。スートの特徴もわかりやすいです。姿勢や服装、背景に描かれたものからもイメージがわきます。
これらの人物イメージを占いでどう使う?「ワンドのキングが出てるからこういう性格」じゃなくて、相談者が状況にどう向きあえばいいかを表してるとみる。警戒しているソードのペイジなら、何かやる前に情報収集が必要、とか。
後半は、3〜4人のグループになって、実際に占う練習をしました(オンラインじゃできない、リアルならではの時間)
占う役の人、占われる人、見る人にわかれて実践!
大アルカナ、数のカード、コート・カード、それぞれ一枚ずつ出します。


占った人はどう伝えたのか、占われた人はどう受け止めたか、1グループずつお話してもらって、伊泉先生からコメントをいただきました。
カードの意味を習っても、いざ言葉にしようとすると出てこなかったりもしますが、みんな上手!って伊泉先生がおっしゃってました。あと一歩でもっとよくなる、もうちょっと言いたいことがある、秋からリーディング講座やろうかなとご提案までいただきましたよ。
もし先生のお気持ちが続いて、講座が実現できることになりましたら、テレーマのサイトおよびこのブログでご案内いたします。たまにのぞいてみてくださいね。
3月の1デイから4月5月の大アルカナ、6月7月の小アルカナと、5ヶ月続いてきた名古屋での対面講座が一区切り。毎月お会いしてたから寂しくなってしまう。
受けてくださった皆さま、ありがとうございました!またお目にかかれる日が来たらよろしくお願いします!
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