カバラの「生命の木」―タロットと占星術との対応でセフィラーとパスを学ぶ(全2回)伊泉龍一先生2016.11〜12京都で開催

◆講座案内

19世紀後半、タロットはカバラの「生命の木」という図式との間に対応関係が形作られました。それによってタロットの一枚一枚のカードに新たな解釈が生みだされました。その結果として誕生したウェイト版やトート・タロットなどのタロットは、生命の木を学ぶことなくして、そのデザインに使われている様々なモチーフの象徴的意味を学んでいくことは欠かすことができません。

本講座では、まず近代の「マジカル・カバラ」とも呼ばれるシステムの中で、いかにしてタロットが生命の木及び占星術と結び付けられ、どのように新たなタロットの伝統が作られることになったかを解説します。さらに、そもそもカバラとは何であるかを簡潔に解説した上で、「生命の木」の全体としての構造から、32の「セフィラー」と「パス」の意味についても一つ一つ分かりやすく説明していきます。

「ウェイト版」や「トート・タロット」のような有名なタロットのカードの持つ意味をより深い知りたい熱心なタロット・ファンの方も、ぜひご参加ください。

◆講師

伊泉龍一先生

◆時間数

4時間2回

◆レポート

「カバラの生命の木」1回目レポート2016/11/5

「カバラの生命の木」2回目レポート2016/12/3

リクエストをいただいての開講。ご参加の皆さまからの大きな期待に応えていただきました。初回は、セフィラー(生命の木の丸い部分)と占星術の惑星との対応や、上のほうのセフィラー解説。2回目は、セフィラーをつなぐパスとタロット大アルカナの対応。

こう書いてしまうとあっけないですが、生命の木はものすごい情報量です。難しくて当たり前なうえに、西洋の人たちとは文化も違い、生命の木ができたころとは時代も違う私たちでも理解できるよう、身近な例えで教えていただけました。

お話を聴いて、自分は今どうだろう?と、生き方を顧みるような内容でもありました。現代の心理学やスピリチュアルに通じるところもあります。皆さんそれぞれに、感動ポイントは違ったと思いますが、大好評をいただきました。ちょっと時間が足りなくて、駆け足になったところもあるので、できればもう一回したいです。

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