伊泉先生監訳のタロット本、年明け早々1/6に出るみたいですね。
世界の美しいタロット56種類を紹介!だそうです。カラーでカードが見られるきれいな本。
個人的には第3章:アートとしてのタロットと第4章:秘教的デックとオカルト・デックが気になるところです。
タロットカードは、基本的な構成はほぼ同じながら、カードに込められた意味、使用されているシンボル、デザインなど、時代・地域・製作者によって、実に多種多様です。
Amazon【出版社からのコメント】
本書は、タロットカードの歴史的変遷やその占い的使用法、意味などにも触れつつ、
そのアート性に焦点を当てて紹介しています。
占いや歴史的な側面を深堀りしたタロット本は数あれど、そのア―ト性、シンボル・図柄の種類をここまで網羅したものはかつてなく、そのバラエティの多さは一見の価値あり。
もっともポピュラーな『RWS(ライダー=ウェイト=スミス)』版から、アレイスター・クロウリーらオカルトに傾倒したクリエイターによる神秘的なデック、ダリの描いた自画像的デック、現代のCGを駆使して描かれたファンタジーデックなど、美しく、興味深いタロット満載です。
タロット本といえば、ホドロフスキーにタロットを教えた一人、レオノーラ・キャリントンの『Major Arcana』が春に出るとか。
The Tarot of Leonora Carrington
キャリントンは上流階級出身ながら反抗的で2つの学校を退学になり、美術学校へ。シュルレアリスムの画家になりました。
その絵は神秘主義的で、タロットのシンボルも使われてたことから、ホドロフスキーはメキシコでキャリントンにタロットの手ほどきを受けます。そのとき彼女はホドロフスキーにウェイト=スミスタロットを贈りました。
ところが、パリに戻ったホドロフスキーが、シュルレアリストの教皇アンドレ・ブルトンにWSタロットを見せると「タロットならマルセイユ版だよ」と…
この経緯は『タロットの宇宙』p.13.〜
私、キャリントンの絵にはなんか惹かれるんですよね。
今度発売される大アルカナの絵は下のリンクから何枚か見られました。
発売は2023年3月。予約しようかなって思ってますが、為替変動で値段変わるでしょうか。もうちょっと円高にふれるまでタイミング見てたほうがいいのかな?
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