2/10に水瓶座の2回目です★伊泉龍一先生『神話で読み解く12星座の物語』

水瓶座は初回でテキストをほとんど読み切りまして、次回2/10は伊泉先生の水瓶座解説がメインとなりそうです。

12星座を人間の成長ストーリーとしてみる心理占星術だと、後半の星座になるほど大人になっていくから、テーマが大きくなるんですかね。

射手座で死を超えようとし、山羊座で死を受け入れ、水瓶座1回目では「不死」「永遠」というキーワードがあげられました。「不変性」変わらないものが水瓶座のキー、ここの解説も次回に。

空気サインのグループでは双子座―天秤座―水瓶座と進んでいく、この成長段階のお話もあるようです。

今思えば、最初の牡羊座は単純すぎて説明することがなかったんでしょうねぇ。生まれたての赤ちゃんだから。でも次の牡牛座は女神神話がもりだくさんでした。この講座のテキストの著者たちはフェミニスト寄りなので、女性サインは筆が進むみたいです。

水瓶座は男性サインだけれど、パンドラを取り上げるなら、フェミニズム的にはツッコミどころだったんじゃないんでしょうか。

Bildplatte KPM, Pandora. Nach Charles Lenoir. 19世紀

人間初の女性として作られた彼女は、神々から「好奇心」も持たされていました。ゼウスは「彼女はきっと開けるだろう」と知ってて「決して開けてはいけない」箱をもたせたんですよね。なんて悪賢い(と神に言っては失礼ですけど)

案の定、パンドラは禁を破ってしまいます。箱からはさまざまな災厄が飛び出し、すぐに蓋を閉じたものの時すでに遅し。人々は苦しむことになりました。

人間に災いをもたらしたのは「女」とされた。キリスト教のイヴもだけど、昔の男性中心主義、家父長制のもとでは女性が悪く書かれすぎでは?

古代オリンポスの水瓶座ルーラー:ヘラ女神も、家父長制のギリシャで夫ゼウスと戦ってました。水瓶座時代には、男女は対等で人はもっと自由になるって理想が掲げられましたが、今のところ、人類の進化はそこまでいってないのでは??

こっちの↓パンドラは水辺で空を見つめてます。何を思ってるんでしょう。

Jules Joseph Lefebvre『Pandora』1882

水瓶座から話がずれましたけども、2/10、伊泉先生の水瓶座解説をどうぞお楽しみに。

この講座でテキストに使っている本「占星術と神々の物語―ホロスコープの中の元型」

神話で読み解く占星術の12星座の物語

水瓶座2回目:2/10
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000

この講座でテキストに使っている本の水瓶座部分をPDFでお配りします。

ご予定が合わない方も、終わった星座も録画受講していただけます。

お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html

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